こんにちは。
接遇マナー講師の三上絢愛です。
今日は金森社長のブログをジャックいたします。
秋は研修のご依頼が増える季節。
先日も千葉の大学病院にて4回目の接遇研修をさせていただきました。
参加者の感想で多かったのは【声色】の効果について!
『今迄「声」に対してそこまで意識することがなかったのですが
患者様に声をかける時、早速意識してみます!』
このようなアンケート結果が沢山ございました。
皆さんも何気なく話しをしたときに、周りから
「何かいいことあった?!(*^-^*)」と聞かれたり、逆に
「何かあった?大丈夫?(゚д゚lll)」と心配されることはありませんか?
自分ではほとんど気がづきませんが、
良いことがあった時は声がいつもよりトーンが高くなりますし、
悩み事があるときは声が暗く低くなります。
これらの変化は自分ではほとんどわかりませんが、
周囲の人間から見れば『声色』が違うので一瞬にわかります。
『声色』は自分の感情が表れやすいもので
周りも「いま、〇〇な気分なのかな?」と相手の心情を想像します。
もし暗い声で相手に話かけた場合、相手はどのように感じるでしょうか。
医療現場であれば患者様は「不安や不快感」を感じるかもしれません。
では、医療現場ではどのような声を意識すると効果的だと思いますか?
色で例えると『オレンジ色の声』
温かさが伝わるような声色ということです。
このオレンジ色の声は以下のような効果があると言われています。
●相手に「癒し・安心感」を与える
●相手に「勇気・エネルギー」を与える
●相手に「満足感」を与える
等々
温かいオレンジ色の声を意識することで
相手を安心させ、信頼を得ることができます。
治療やケアの理解度を高めて医療従事者と患者・利用者様との間で
協働関係を築くことができるようになります。
もちろん全てオレンジ色の声ではなく、状況によって使い分けは必要ですが
「声色」は相手が不安な状況の時や表情が見えない時は
特に効果を発揮します。
災害時や停電の時など『声色』で
相手を安心させることができるということです。
質の高いサービス、そして今後医療の専門家として活躍していくためにも、
ご自分の『声色』は相手を安心させる声なのか
確認してみてはいかがでしょうか。
「オレンジの声の出し方」は?
気になりますよね。
これについてはまた次のジャック記事でお伝えします。
マナーの質を上げたい、
今迄なかなか身につかずに困っている
という企業様、医療介護機関様、是非お任せください。
接遇マナー講師・トップスマイルコーディーネーター
ハンドリフレトレーナー
三上絢愛