「やろうと思ったけど、やらなかった」
というように、ついつい先延ばしにしてしまう経験がある方は少なくないと思います。
やる気がないわけではないので、結果的に
「ああ、またサボっちゃった・・・」とちょっと落ち込んでみたり。
もしかすると、私達が
「やろうと思っていたのにやらない」
「やると決めたことが続かない」
という現象が生じるのは、
意志が弱いからではなく、無意識の完璧主義のせいかもしれません。
私はそこまで完璧主義じゃないわ、という方もいらっしゃるかもしれませんので、今日は完璧主義度チェックテストを作ってみました!
「はい」と答えた数をカウントしてみてください(^^)
Q1.物事は納得行くまで考えたい
Q2.「~しなければならない」が口癖だ
Q3.欲張って手を付けてしまい、結局自分だけでは終わらないことがある
Q4.他人のミスを見つけるのが得意だ
Q5.忙しい時に残業をするのは当然だと思う
Q6.責任感があるね、と褒められたことがある
Q7.人に依頼するよりも自分でやった方が早いと思う
Q8.少しでも上手くいかないと感じると、途端にやる気がなくなる
Q9.計画通りに物事を進めたい方だ
Q10.白黒はっきりと結論が出ることを好む
【結果】
●「はい」と答えた数が0~3個以内⇒完璧主義度20%
あなたは物事をすすめるにあたり、”使うべきところにエネルギーを使う”ことが上手なタイプです。
全体像を掴むのが巧みで、どうすれば結果にたどり着けるか、道筋が見える感覚がすることもあるかもしれません。
●「はい」と答えた数が4~7個以内⇒完璧主義度60%
あなたは経験したことがあったり、得意分野だとパフォーマンスが格段に上がるタイプです。
一方で未経験、苦手意識がある分野だと、慎重になり過ぎて今の場所から動けないことがあるかもしれません。
いま動けていないな、と感じたら動けていないことを他の人に話してみましょう。
意図的に第三者を介入させることで、課題だと感じていたことが実はとてもシンプルだと感じるかもしれません。
●「はい」と答えた数が8個以上 ⇒完璧主義度80%
計画通りにいかない、思った通りに上手くいかないと、徒労感に襲われ、モチベーションが落ちることがあります。
仕事をしていると計画通りにいかない、上手くいかない事の積み重ねの上に結果が成り立っています。
依頼者と”どのような状態になったら一次ゴールとするか”を予め合意を取っておくのがオススメです。
いかがでしたでしょうか?
私達はこれまで学校で、ミスをしないこと、100点を目指して頑張るという教育を受けてきていると思います。
その結果として、知らないうちに完璧主義にとらわれていることも多いのかもしれません。
完璧主義の傾向が強い人には「仕事へのモチベーションが高い」「まじめな取り組み態度」など、良い点ももちろんあります。
しかし「完璧にできない」と思うことにはなかなか取り組めず、「0か100か」とつい考えてしまう癖が、成長の妨げになってしまうこともあるように思います。
ご自身の取り組み方のクセを知り、対策を取るための一助になりましたら幸いです!
人事コンサルタント
金森 秀晃