「人はどのようにして熱望し始めるのか。
人は、毎日見ているものを熱望することから始める。
目はいつも欲しいものを追い求める。」
やりたいことがわからない・・・
自分がどこに向かえばよいのかわからない・・・
など、人生に悩んでいる若手に一つの指針を与えてくれそうなこの言葉、
誰の言葉か、わかりますでしょうか??
実は、これ、『羊たちの沈黙』でお馴染みの、
人食い殺人鬼 ハンニバル・レクター博士の名言なのです。
バッファロービルという連続誘拐殺人犯の捜査協力を依頼された
レクター博士が、クラリス捜査官に犯人にたどり着くヒントをもたらした際の言葉ですね。
これをきっかけに、犯人逮捕へと繋がっていくわけですが・・・
この言葉、日常生活、人生設計でも十分に活かせる言葉ですよね。
自分が何を求めているか、わからないわけではない
それを毎日見つめていることに気がつかない振りをしてしまっているのかもしれない
逆を言えば、
何かに熱望しようと思ったら、毎日それを見つめることから始めてもよいのかもしれない。
レクター博士は善悪で考えれば殺して人肉を食べるということで・・・
全く理解出来ない上に、反社会的極まりない悪人ではあるのですが、
記憶力、洞察力すべてに秀でており、
自分なりの哲学をはっきりと持っている彼の言葉には、
一つの役柄とはいえ、はっとさせられたり、ドキっとされるところが多いです。
単なるサイコスリラー映画ではない、心理学の要素なども詰まった名作なので、
是非、機会があればご覧になってみてくださいね♪
人事コンサルタント
金森秀晃