ディズニーランドの人気者のひとり?として、有名な”くまのプーさん”。
プーさんさんといえば、
赤い服をきて
はちみつが大好物で
ちょっとおっちょこちょい
と、ほとんどの方がイメージできるのではないでしょうか。
先日、原作者A.A.ミルンの『クマのプーさん』を知人に薦められて手にする機会がありました。
裏表紙をみてみると、小学校4・5年生以上という表記が。
まぁ一応、私も小学校4・5年生以上だしな・・・
と自分に言い聞かせながら読み進めました。
『クマのプーさん』に登場するキャラクターは、コブタも、ロバのイーヨーも、みんな個性豊か。
しかもその個性は、良い部分だけじゃなく、 “弱さ” も多いのが興味をそそられます。
読んでいると、どこか自分にも心当たりがあるような、人間らしさをつくる弱さがキャラクターに投影されているように感じます。
そしてエライなと思うのが、プーさんもコブタもイーヨーも、自分の “弱点” をちゃんと知っていて、あるがままに受け入れていることです。
弱点がある自分を無理に取り繕ったり、嘆いたりなんてまったくしません。
プーさんと、その友人たちが非常にシンプルにかつ客観的に物事を捉えているのが非常に印象的でした。
大人になると、社会性が身に付く反面、
自分の弱さを取り繕ってしまったり、
他の人と比べて、なんで自分はこんなにダメなんだと悲観したりすることが多いように思います。
(もちろん、意志をもってそうせざるを得ないことはありますが)
プーさんとその仲間たちのように、
自分の弱さを丸ごと受け入れながら、人生を味わっていきたいですね。
人事コンサルタント
金森 秀晃