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ミスを使って文化を作る

ミスを使って文化を作る

先日、とある法人様のフォローコンサルティングに伺った所、
「ミスの大小に関わらず報告させる」
ことに拘っているというお話を伺いました。

最初はリスク回避のためかと思ったのですが、さらに伺うと

その狙いとしては、
「思わしくないことを報告することへの恐れをなくす文化を作る」ことなのだそうです。
では「恐れ」とは具体的には何だとお考えですか?
と更に伺うと「恐れ=恥をかくこと(ミスをすること)」だということです。

日本人である私たちは、恥を重んじて生きています。
例えば相撲の行司が腰に挿している刀のように、
間違いは恥であるという文化が幼いことから自然と刷り込まれています。
(ちなみに、大相撲の行司は軍配を間違えたときに切腹するために刀を持っています)。

この刷り込みは強くて、間違うこと、ミスすることに過度に反応したり、
それ自体を「恥」として避けようとする方は多いように思います。

この法人様では恥という感覚は日本人ならみんな持っているものだということ、
だからこそ、全員が一丸となってミスを晒し、心のハードルを越えて行こう
という共通の目標を掲げているのだそうです(^^)
(最初はかなり難色を示されたそうなのですが、
みんながやっているから、自分も!ということで思い切ってできる方が増えているそうです。)

個人の問題として捉えるのではなく、
国民性のせいという逃げ道を作り、
行動するほど自分のためにもなる旨味に気付かせたことが、
スタッフの心を掴んだのかもしれませんね^^

組織は人でできています。
そこにいる人材を強くしていくことは、
組織を強くしていくことと同義になります。
それが関わらせていただくお客様をも
幸せにできるということなのだと改めて実感させていただきました!

人事コンサルタント
金森秀晃

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