先日、出張でホテルに泊まる機会があり、
そこで、大変爽やかな対応をしてくれていたホテルマンがいました。
「いいホテルだったなぁ」と思い、
翌日仕事に向い、仕事を終えてそのホテルの付近を通りすぎたとき、
見覚えのある方が外を歩いていました。
そう、あの、爽やかな対応をしてくれたホテルマンです。
遠目に少し見ていると、けだるそうに向かった先は喫煙所。
喫煙所にたどり着くと、ポケットに手を入れて、
片足に体重をのせ、けだるい様子でタバコを吹かしていました。
もちろん、休憩中なのでしょうから、
その彼を責める気は全くないのですが・・・
なんだか、ちょっとがっかりしてしまったというのも事実です。
また、そればかりではなく、
「一、経営者として、こういうところに気を配らねばならないのだ」
ということを改めて教えていただいたような気がしたのです。
いつ、何時、誰に何を見られても恥ずかしくない行動をとる
人から見られてない時にこそ、自分を律する
この重要性を教えて頂いたように思います。
なぜならそれが「得」だからです。
もし仮に、休憩中のあのホテルマンが、外を歩くとき、
お客様に見られていることを想定した動きをしていたら、
なんだかそれだけで、そのホテルの価値や信頼を極限まで高めてくれると思いませんか?
人が見ていないところで自分を律する
これが、勝者の行動なのだと思います。
肝に銘じて、今日も一日、頑張ります!!
人事コンサルタント
金森秀晃