「自分にできるだろうか」
仕事に真剣に取り組もうとしている方ほど、
「やるぞ」という強気な自分と
このようなちょっと弱気になってしまう自分との
バランスを取りながら取り組んでいるように思います。
それでもどうしても、手詰まりになってしまうことがあったりします。
そんな時は「独り言」と意図的に活用してみましょう。
ただし、「私はダメな人間だ」と自虐的な言葉ではなく、
「グズグズしているとダメだから、これからすぐに課題に取りかかろう」
と前向きに表現するのがポイントです。
やる気が出てくるように、「必ずできる」と確信し、自分にポジティブに話しかけることが大切です。
一人きりになり、声に出して自分にポジティブに話しかけたり、
トイレにいったついでに鏡に映った自分に話しかけたりというのもいいですね(^^♪
最初は少々気恥ずかしさもあるかもしれませんが
これは実証ずみの効果的な方法です。
多くの歴史上の偉人やスポーツ選手も、試合前にポジティブな独り言を言い、気分を盛り上げ、パフ
ォーマンスを高めています。
著書『人を動かす』などで有名なデール・カーネギーも、それを毎日のルーティンに組み込むべきだと力説しています。
彼は「毎日、自分を鼓舞するのはけっして浅はかなことではなく、心理学的に健全な行為だ」と述べたと言われています。
うまくいっていない・いっているに関わらず、
自分のモチベーションを自分で作る、
そんな仕組みを持っておくと、いろいろなことにチャレンジしたくなりそうですね。
人事コンサルタント
金森秀晃