こんにちは!
コンサルティング事業部、バリーこと榊原です。
今日も金森社長ブログをジャックします!
7月、右も左もわからなかった新人さんも、だんだんとやることがわかってくる時期。
教える側としても、そろそろもう一段階レベルアップをと考える時期でもあります。
期待しているからこそ教える側として気になってくるのが…
「あそこでもう一歩踏み込んでケアできないかな」ということです。
よく伺う具体例としては
・寝ている方の体を起こすときに声がけはする…けど、相手の目を見て言わない
・飲み残しのあるコップを、何も言わずに片づけてしまう
・清拭のお湯をぬるくして、自分がやりやすいようにしてしまう
などです。
すぐにでも指摘したくなる方が多いかもしれませんが、
(実際、僕もそうでした(><))
それより効果的なやり方が存在するのだ!!ということに気付かされた出来事を共有させていただきます。
以前、OJT研修を受けたAさんに感想を聞く機会があったのですが、
・なかなか「あと一歩」をやらない新人にいつもやきもきさせられていた
・ただ、今回の研修で彼等を「目の前のことをこなすロボット」にしてしまっているのは、ひょっとして自分じゃないか?と思えた
・何をすると患者さんの為になるのか、患者さんの多くは何を求めていらっしゃるのか、共有していないのがいけなかったと気付かせてもらえた
と、話してくださいました。
それを聞いて、僕は前の職場で、「お客さんのことを考えたら、ここまで踏み込んでやるべきでは?」と思うところまでやってくれないアルバイトに苛立ちを感じ、強く注意してしまったことを思い出しました。
(幸い、彼の広い心で許してくれて、そのまま事なきを得ましたが…少々苦い経験です。)
あの時、確かに僕は
「お客様が何を求めていらっしゃるのか、経験からこんなことをお求めのことが多い」
と話し合う手間を省いてしまっていました。
共有していない理想を実施・実現してくれるわけがない!
”目的意識と手段の共有”
このひと手間のある無しで、相手を思いやりあるスタッフにも、ロボットにもしてしまい得る!
そう思ったら、僕自身もしつこいくらいに「なんのため」を話し合うようになりました。
実際、何人ものインターンが来てくれていますが、
彼等に「なんのため」を話すたびに積極性が増していくのが感じられます。
まだまだ至らないところはありますが、話し合う「場」を設けることで
日々の業務によりハリが出てきたように感じています。
少しずつでも、たくさんの方のためになるチーム作りに取り組んでいきたい!
バリーでした。