皆さん、一度は美容院にて、表題のセリフを聞いたことがあるのではないでしょうか?
「(かゆいところありますか?ならわかるけど・・・)これは何の意味があるのだろうか」
「~が流したりません!!」という方がどれほどいるのだろうか・・・
なんて気にはなっていたのですが、これを機に色々と調べてみました!
ネットで調べてみたところこんな意味もあるのだそうです。
・シャンプーがもう少しで終わりますよというサインのため
・お客様の“感覚”に合わせますという意思表示のため
・襟足をもう少し流して欲しいなどの要望に添うため
などなど・・・
「確かになぁ」と思うこともありますが
(気遣いに気付けず申し訳ございません(T_T)!)、
でも、これ、お客様に意図が伝わっていないとなんだかもったいないようなヽ(゚Д゚)ノ
むしろ私は、
「いやいや、僕は目隠しされてるし、シャンプーしてるの美容師さんなんだから、
流したりないところがないように是非流してくださいよぉ~(>_<)」
と毎回思っていました。笑
同じ現象が、リラクゼーションサロンでも起こっているように思います。
「強さはこちらでいかがですか?」
と聞いてくる方!
「是非、主訴がよくなるように適切な強さで押してください!」というのが率直な感想です。
もちろん、痛すぎて身体が緊張してしまっては意味が無いころもあるので、
そういう意味で痛すぎでないですか?ということならば分かるのですが、
少々痛くても少し我慢していただいた方があとで楽になるのであれば、
若干痛いなぁと思われても、それは治療家・セラピストとしてはやるべきだと思います。
(無駄に痛いだけというのは論外です)
まとめると、私の中には、こんな感情があるのだと気付かされました。
「答えをもったプロフェッショナルに導かれたい、委ねたい」
という思いです。
「お客様の意向に合わせて」ということと、
「お客様に委ねる」というのは別次元の話です。
これはすべてのサービス業、営業活動に通ずるところかと思いますので、
是非一度、「委ねている」のか、「意向を汲んでいる」のか、
自分自身に問うてみてもよいかもしれません。
美容院の「流したりないところはないですか?」に思いを馳せてみた、金森秀晃でした (^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃