「働き方改革」という言葉が社会に広まるにつれて、
「ワークライフバランス」という言葉が一般化してきたように思います。
一般的には仕事とプライベートのバランスと捉えられており、特に勤務時間の問題は「家族との時間や自分の勉強など、プライベートの時間をどのように確保するか?」
といった観点からも重要視されていると思います。
自分の時間を確保するコツとして、大事なのは「スケジュールの組み方を変える」ということです。
多くの方は、仕事のスケジュールを最優先で入れ、
余った時間に家族の時間、勉強の時間充てている、という組み方をしているかもしれませんね^^
具体的に組み方を変えるとはとはどのようにすればいいのかと言うと、
「自分が重要だと思う順番に入れる」ということです。
たとえば、自分の勉強時間がもっとも大切だと思うのであれば、
それを最初に入れるべきだし、家族との時間が大事なのであれば、真っ先にそれを入れるべきです。
(念のためですが、勤務時間中にその予定を入れるという意ではないのでお気を付けください^^)
スケジュールを順番に入れていく際のポイントとしては、
(1)仕事とプライベートを線引きせず、自分にとっての重要度を基準にする
⇒ 仕事のスケジュールがまだ決まっていないから、他の予定はまだ入れないでおこうとしないことがポイントです。
(もちろん、その時仕事が一番大事だったら保留もアリだと思います(^^))
(2)重要度はその都度、変わると心得る
⇒ 「スケジュールを入れた時はこっちのほうが重要だと思っていたけれど、本当はこっちのほうが重要だった」 ということもあると認識しておくと、柔軟に対応できます。(3)「空白の時間」も入れるようにする
⇒ 自分の体を休めたり、いろいろな考えごとをする、といったことに充てるための、“空白”という予定もつくります。
この時に重要なことは、その空白にも目的を持たせること。「空白(○○をする)」という感じです。
といったことになるでしょう。
こうしておけば、時間にも余裕が生まれます。
急用が入ってきたりしても、空白の時間に当てはめるようにすれば、
「どの予定を削ろうか?」といったことをせずに済みます。
すでに入れていた予定と、後から入ってきた予定が重なってしまった時は、
「どちらが自分にとってより重要なのか?」と自問し、重要なほうを残します。
仕事とプライベートを分けずに同列に考えていくようにすると、自分の感覚が麻痺してきて、
「あれ?これは仕事だっけ、遊びだっけ?」となってきます。
そうなればしめたものです!
毎日がワクワクしてきそうじゃありませんか?(^^♪
これが本当のワークライフバランスなのではないかと、個人的には思っています。
(やってみてもし「難しい」と感じる方は、まずは何を大切にしたいか?から考えてみてくださいね^^)
人事コンサルタント
金森 秀晃