「目からウロコ」
僕が好きなことわざのひとつなのですが、
皆さんはどのような時、
目からウロコを落としますか?
今まで思い込んでいた物事の異なる捉え方を知った時など、
「初めてのこと」を知った時がほとんどかもしれませんね(^^)
先日、尊敬する経営者の方とお酒をご一緒させていただく機会があったのですが、ちょうど「目からウロコ」の話になったことがありました。
その方は
「思い返してみると子どもの頃は、誰もが目に映るものや触れるものがすべて初めてのことばかり。
毎日、いえ一瞬ごとに目からポロポロとウロコを落としまくって、チャレンジしていたと思うけど、どう?」
僕が深くうなずいたのを見ると
「しかし歳を重ねるにつれて、「経験」が増えていくと共に、目からウロコを落とすセンサーのようなものが鈍ってくることが多いように感じるね。」と仰っていました。
目からウロコが落ちなくなるのは、それだけ経験が豊かになってきているためということもありますので、ある程度は必要なことかもしれません。
しかし、私たちの目の前には次から次へと新しい課題が出てくるもの(+_+)
課題は新しい見解を身に着けるための絶好の機会ですので、目からウロコを落としてサクサクと前進したいものですよね^^
大人になってから目からウロコを落とすには
「知っている」ことでも、初めて聞いたかのようなリアクションをとる
(頷き、メモをとる、質問するなど)
ことがポイントなのだそうです。
同じ話を聞くにしても、「もう知ってるよ」という佇まいで聞くと、脳には全く情報が入ってこないのだそう。
敢えて初めて聞いたかのようなリアクションをとると、脳が勘違いをし、知っていたことでも相手によっての見解の違いに気付き、それを質問することで新しい学びに繋がる・・・ということができるのだそうです。
もし、いま何か解決したい課題がある、という方がいましたら、
最初はちょっと気恥ずかしいかもしれませんが、ぜひやってみてください(^^ゞ
人事コンサルタント
金森 秀晃