先日のOJTトレーナー研修にて、非常に印象的な出来事がありました。
その研修の中で、今まで自分が受けてきたOJTを振り返るワークがあるのですが、
通常はこのワークをするとき、
「OJTの先輩の～はちょっと困ってしまった」
「放置気味だった」
「誰に何を聞いたらよいかよくわからなかった」
などというご意見が多々出てくるのですが、
今回の研修では、
「OJTトレーナーの方に本当によくしていただいた。」
「ミスをしても守ってくれた。」
「些細なことでも褒めてくれた。」
「その先輩を非常に尊敬している」
等々、非常に好意的な意見が多かったのです。
また、その先輩のことを語る方々の眼差しは、キラキラしていて、どこか誇らしげでした。
珍しいなぁと思っていたところ、
なんと、その一心に尊敬を集めていたOJTトレーナーの先輩は、
ちょうど４年前、私が担当させていただいていたOJTトレーナー研修で
少し自信がなさそうにしていた（でも、内に秘めた情熱は誰よりも熱い）青年だった
ということが、発覚！！
聞けばその青年は、このOJTトレーナー研修を皮切りに
新たな役割を担い、変革を始め、今では店舗主任という組織の中核を担う存在になっていらっしゃるとのこと。
（こうしたお話を伺う度に、若者の本当に可能性というのは無限にあって、
それを引き出せていない僕らがいるだけだと痛感します）
これはすべて彼の努力の賜ですが、
研修を通じて、そのきっかけ作りの一端を担うことができただけでも、
なんだか非常に感慨深いです。
数年後、このOJTトレーナーの先輩について誇らしげに語ってくれた彼らが、
今度は誇らしく「語られる」存在になっていただけたら・・・
なんて、願いを込めながら、１日頑張らせていただきました！
やはり長くお付き合いをさせていただくと、本当に学ばせていただくことが多いなぁと改めて実感。
感謝しながら今日も一日頑張ります！
人事コンサルタント
金森秀晃
併せて、彼にはこんなマネジメント手法も学んでもらっています。
