制限があってこそ

「ノルマがなくて自由にできる」

もしこんな求人があったら、魅力的に感じるでしょうか？

離職予防やワークライフバランスが取りざたされる昨今、確かにバランスがとりやすそうな感じがしますよね。

しかし、先日とある医療法人の事務長が、「なるほど！」とうなることをおっしゃっていました。

 

それは･･･

「本当の自由とは、規則やルールがあるからこそ成り立つものである」

ということです。

 

 

事務長いわく、規則やルールで制限を設けるからこそ、

▶それらを使って新しいやり方や仕組みを考え出すことができる

▶規則を対局におくことで自由を感じることができる

のだそう。

つまり、「どうにかしよう」というエネルギーが湧いてくるってことですね^^

 

ではもし、規則やルールがなかったら、どうなるのでしょうか？

それは「ほったらかし」なだけですね　笑

規則やルールがない分、一見自由な感じがするのですが、“何がダメで何がいいのか？”が個人の裁量に100％委ねられてしまう。

これでは職場環境が整わず活気が失われてしまいます(+_+)

 

 

規則やルールは、縛り・守るもの。

そして「もっとこうありたい」というスタッフのため、“職場環境を整えるためのもの”という役割も果たさなければならないのではないでしょうか。

 

規則やルールという縛りを設けることが、発想力を生み出しそれが「自由」を創る。

ということなのですね。

 

人事コンサルタント

金森　秀晃

 

例えば、自分でこんなルールを作ると、余裕・余暇が増えたりするかもしれません。