嫌なこと、面倒だなぁと思うこと、辛いこと、失敗が続いたりすると、
「なんで自分ばっかり・・・」
「なんでこんなにうまくいかないんだろう・・・」
「どうして今なの(>_<)!?」
とモヤモヤしたり、落ち込んでしまうことってありませんか??
私はあります!笑
でも、そんなときには、 その嫌な事がたとえ偶発的なことであっても、
「必然」と捉えて、「今」自分に必要なことしか起こらない と頑張って捉えるようにしています。
なーんて言われても、そんなことできるかー!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、実はこれ、誰でもできる「技術」だと思うんです。
その証明をしてくれたのは、29歳のメーカーのセールスマン、
企業内では若手のホープとして大変期待されている方です。
(今、企業様のご依頼で個別のコーチングを受講されています)
そんな彼から、先日、こんなご相談を頂きました。
「9割、御社にお願いすると思います」 とおっしゃってくださっていたお客様と、
急に連絡がとれなくなって、 営業目標の達成ができませんでした。
しかも、他でいけると思っていた先も、全部ダメになってしまって・・・
巻き返そうとした矢先に、同僚がインフルエンザになって 代わりの仕事をこなしていたら、
自分の営業に避ける時間がなくなってしまって・・・
トドメは、上司からの言葉!
「今月は余裕で達成って、お前言ってたのに全く数字足りないじゃないか。
信用ならないと思われても仕方ないぞ」
・・・ 聞いただけでも、“最悪”ですね(>_<)!!!
心中お察しします・・・としか言えないような状況ですが、
それだけの苦痛を味わったのであれば、
それを「コスト」として「プロフィット」を生み出していただきたい!と思い
(でなければ、やりきれません、こんな理不尽!)
彼には、
「もし、仮に!仮に、今起こっていることが、今の自分に必要なことだとしたら、
なぜこの問題は起こっていると思う?」
と聞いてみました。
頭の回転が早い彼は
「うーん、強いていえば、“詰めが甘い”ということでしょうか・・・。
結局すべての案件をすんでのところで逃していますので。
あとは、来期、管理者になる打診を頂いているので、
未来の部下にもこういうことが起こりうるからしっかりマネジメントせよというお告げですかねー笑」
と答えてくれました!
こんな完璧な答えを前に、私が言うことなどもう何もありません!
翌月彼に会った際は
「逃した案件の分析を真剣にした結果、よい返事をもらったときに
安心してコンタクト回数が極端に少なくなっていたことに気がつきました。
案件をクローズするまでは、しっかりコンタクト回数に拘る。
また、クロージングしたら終わりではなく、
そこからファンになっていただくためにという視点で向き合うことで、
ゴールではなく通過点にすると意識を変えました。」
と、頼もしい改善策まで!
そんな彼は翌月、翌々月、もちろん大幅達成!
本来の調子を取り戻すどころか、さらにパワーアップしてカムバックです!
“最悪”な出来事を、どう、“自分のもの”に出来るか、
その捉え方、というのはきっと、練習さえすれば
誰でもできる技術なのだということを彼が証明してくれたように思います(^^)/
私も見習って頑張らなければなりませんね♪
人事コンサルタント
金森 秀晃
沢山の「最悪」を乗り越えてきた一人、MDRTをお持ちでもある松原さんが更に学びを深めていった様子や、
ガッツの塊、早稲田大学ラクロス部出身・首都圏第一支社長 新藤の営業という仕事への思いも是非ご一読ください!