「形骸化しない仕組みを作りたい」
「作った制度をしっかり浸透させたい」
そんな思いをお持ちの人事担当者の方は、多いのではないでしょうか?
私も今まで300件以上の評価制度構築に携わらせて頂いておりますが、
そうしたご要望はほぼ100%のお客様より頂いて参りました。
それについて、私が答えを申し上げるとしたら・・・
実は、
人事評価制度の浸透度というものは「構築」段階で9割が決まる
といっても過言ではない!と考えております。
(300件以上の制度構築に携わらせて頂いた中での統計として)
もう少し詳しく申し上げると、
“どんな願い、どんな思いを込めて作られた制度なのか”
これを語ることができる人間が、院内・社内にどれだけいるかで、
事実、評価制度の浸透度は大きく変わってきます!
こちらは、評価制度構築中の薬局様の若手薬剤師の方の感想文です。
「ステージごとの役割が明確になったことで、目指すべき目標がはっきりして、
わかりやすくなったこと改めて感じました。また、話し合いの中で、
店長さん達は「このステージだったら、このくらいのことはやってほしい」と
期待を込めて役割や知識レベルを設定していたのが印象的でした。
そういった思いを込めて作られた評価制度であることを他の社員の人たちにも知って欲しいと思いました。
その上で、期待に応えられるような目標を立てて働くことが会社への貢献に繋がると思いました。」
人事評価制度が形骸化しないポイントは、
構築の「前・後」を作ることとかねてより申し上げておりますが、
(http://f-zac.com/hideakikanamori/2016/09/28/key/)
この方の感想は、構築段階で巻き込む重要性・意義について、
改めて我々に気付きをもたらしてくださったような気がします。
構築段階で巻き込むというと、
「巻き込んでいるつもりだけど・・・実際どうなんだろう」と
思われる方もいらっしゃるかもしれませが、
何より重要なのは、
何のためにどんな思いで作られたものかを、
どれだけ多くの方が知っているかどうか、
それが、巻き込むことができているかどうかの指標になるのかもしれませんね。
それにしても、こんなに真摯な思いでプロジェクトに向き合ってくださる方がいる
経営者の方は幸せ者ですね♪
(もちろん、普段からスタッフの方に愛情を注がれているからこそだと思いますが(^^))
評価制度構築をツールに、カウンセリングの力で、
こんな素敵な会社、組織をどんどん増やしていきたい!
と決意を新たにさせていただきました!
ありがとうございます!
気付きを与えてくださる皆さんに感謝して、
今日も一日頑張ります(^^)/
人事コンサルタント
金森秀晃