新入職の方も、すでに病棟や各部署に入っているという法人様も多 いかと思います。
「新人にミスはつきもの」
という前提でOJTに励んでいるスタッフの方も少なくないのでは ないでしょうか。
早く仕事に独り立ちできるように、と教えているとどうしても細か いミスが気になったりすることもあるかもしれません。
早く仕事に独り立ちできるように、と教えているとどうしても細か
この時に指摘したり、叱る塩梅が難しい・・・
とリーダーの方からお話をよく伺います。
確かに、一朝一夕で一人前になることは、難しいっ!(>_<)
だからこそ、一気に指摘してもな・・・ということで
「大したミスじゃないし」
「ここまで言ったら細かすぎるかな」
とグッとこらえることもあるかもしれませんね。
「本当はすぐに叱ってしまった方が楽なんだけど 笑」
なんてことを言いながらも、
新人スタッフの成長を思えばこその姿勢、人財育成をテーマにして いる弊社だからこそ、考えさせられる部分だと思います。
こらえるときのポイントは、
「教え手の感覚でミスの大小を判断しないこと」だと思います。
というのは、新人スタッフは
▶そもそも自分がミスをしているのかどうか
▶ミスをしたとしたら、それがどのような影響を及ぼすのか(波及 効果)
が分からないからです。
ミスの大小で指摘・叱るの基準を設けてしまうと、小さなミスが引 き金になって「大したミス」が起こってしまうかもしれません。
それは、本望ではないはずですし、患者さんのためにも阻止したい ですよね!
また、新人スタッフが数年後に教え手となったときに、自分がミス だと教わった・認識したものだけを次世代の新人に教えてしまう・ ・・
ということも起こり得るかもしれません。
指摘・叱るときのポイントは、叱っている意図もセットで伝えるこ と。
ミスしたことそのものを叱るのではなく、波及効果を合わせて叱る ことで、
「自分の先のことも考えてくれている先輩だ」 となるのではないでしょうか。
人事コンサルタント
金森秀晃
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