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医療・介護現場のタブー!?採算意識はこの業界に根付くか?

医療・介護現場のタブー!?採算意識はこの業界に根付くか?

「使っていないところの電気を消せ」
「その顧客数ならスタッフ数は~人でよいのではないか」
「紙を無駄にするな、1枚いくらかかっていると思っているんだ
それを稼ぐためにどれほどのことをしなければならない?
そのお金の大元はどこの誰から来ている?」

などなど、医療・介護の業界で、「採算」やら「コスト意識」というと、
現場の方々から反発をいただくことも多いかと思います。

スペシャリストの方々からすると・・・

「命を扱っているのだから、そんなことに気を配ってられない」
「いいケアを提供するために、これを使いたい」
「苦痛の少ない検査にするためにこの機器を導入したい」

等々、いろいろな意見、言い分がありますよね。

疑う,管理者

しかし、採算を考えるというのは、単に「ケチになりなさい」というわけではありません。
(この業界においては特に、この点について誤解をされていると思うことが多々あります)

売上は患者からの評価のようなものですから、
コストをかけた結果、売上があがっていれば、
そのコストをかけた判断は正しいというわけです。
逆に導入したところで、そのコストの半分も売上があがらなければ、
そのコストは失敗だという判断になります。
まずはこのマインドセットが重要になりますね。

採算という概念は一人ひとりの生き様や働きが集積した結果であり、
それらが最大化するために数字を使っていこうという意味合いに過ぎません。
つまり、自分たちの頑張りを最大化させるために、
数字を使って考えようじゃないか!
ただ、それだけのことなのです。

責任感,カタチ

実際、最初は相当な反発の中でしたが
管理者研修で「採算」というものへの捉え方から修正し、
創意工夫の手段とするようになってから、
現場の師長たちも自分の部署でどのくらいの経費が使われているのか、
収入はどれほどかを自ら経理に確認しにくるようになった実例もあります。
赤字だったその病院は、2年後あっさり黒字転換しました。

ちなみに、その病院は赤字が続いていたため
経営改善のために管理者教育に乗り出しましたわけですが、
収益構造そのものをどうにかしようとしたわけでもなく、
ただ、研修の中でしっかり数字を示して管理者と従業員への当事者意識を高めただけなのです。
採算意識の味をしめた管理者が、数字を使いこなすようになった、
その結果、長く続いた赤字はあっさりと黒字になったというわけです。

管理者、従業員の採算意識、当事者意識の高まりが、
創意工夫を生み、提供するサービスへの誇りを高め、
仕事への充実感をも高めたということになりますね。

採算意識をつけたいけれど、反発が大きくて踏み切れていないという方が
いらっしゃいましたら、是非一度、ご相談ください♪

人事コンサルタント
金森 秀晃

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