「ここで長く働きたい」と考える方が多いほど、 社長にとってうれしいことはないと思います。
しかし、現実はなかなかに厳しい(´Д` )
「こんな所、いつかは辞めてやる」
「早く次を見つけないと・・・」
と考える方が多い組織も少なくないかもしれません。
一方で、
「できる限りこの会社でお世話になりたい」
「誇れる仕事だと思ってます」
そんな風におっしゃる社員が多い組織があることも事実です。
この違いはいったいなぜなのでしょうか?
「早く辞めたい」と思っている社員が多い組織は
「きつい業務」「希望通りに休めない」など、 待遇面がシビアな会社なのではないか?
そう思われる方も多いかもしれませんね。
たしかに、それも要因の一つかも知れません。
しかし、組織に所属されている様々な立場の方に、 よくよくお話を伺うと、
これが最大の要因というわけではなかったのです!
では、いったいその差はどこにあるか?
それは・・・
スタッフに「成長を感じさせること」ができているか、否か。
成長とは何か?と考えてしまいますが、簡単にいうと「次」 をみせることができるかということですね。
例えば、給与の上昇、業務スキルの向上など、「次をみせること」 はいろいろな場面で多いことなのです。
(そうした意味合いもあって、 国も介護職員処遇改善加算の取り組みの中で、
キャリアパス導入をその条件のひとつに入れているのだと思います )
そして、実はさらに、成長を実感させることよりも、 大切なことがあります。
それは、成長を「予感」させることです。
今、成長の実感がなくても、将来に成長する「予感」 があればスタッフのみなさんは「長く働きたい」 と考えられるのではないでしょうか。
では、その「予感」はどうすれば与えられるのでしょうか?
ポイントは、「全体像を示すこと」です。
登山をするときに、山頂からいま何合目にいるかわかると、 俄然元気が湧いてくる感じがすることはありませんか?笑
全体像から下って、今自分はどのあたりにいるのか?
現状と全体像のギャップ、これが「予感」になります。
この認識を持っているだけで
部下を指導するときにこのひと手間を加えることで
それが指摘だけではなく、
まだ自分にはこの組織でやれることがある!
という希望を与える事にもなるんです。
ZACの管理者研修では、 このような具体的なノウハウをお伝えするだけでなく、
その病院・施設に浸透しやすい形で、 より効果的にノウハウを使うためのマインドセットもお教えしてい ます。
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人事コンサルタント
金森秀晃
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