先日、お世話になっている石井さんにお誘いいただきランチをいただいていたら、
なんと!!
井上旭オーナーシェフがご挨拶にいらっしゃって、
ワインを飲んだくれながら(失礼!)、いろいろとお話しして下さいました。
井上シェフといば、
ハウス食品のCMでもお馴染みで、
フランスの三ツ星レストラン、トロワグロ、パリのマキシムなどで修業なさい、
東京サミット、京都銀閣寺、奈良薬師寺など、歴史的なイベントでも料理・サービスを担当なさった方ですね。
「言葉が身に染みる」と言われますが、
「経験」と「覚悟」に裏打ちされた方の言葉というのは、
一つ一つがシンプルなものでも、
溶けだした雪水が乾いた岩にしみ込むように、スッと浸透してくる感覚がします。
(ご本人は、かなり赤裸々なお話をなさっておられましたが。。。)
「言葉」は
「何を」発するか、ではなく
「誰が」発するか が
大切なのだと学ばせていただきました。
ソムリエの神崎さんにも、
都内随一のワインセラールームを案内していただきながら、
沢山のお話を聞かせていただきました。
そこからは、
最高級の品を提供しているお店の自負というよりも(それは、もちろん)、
お客様への「サービス」を追求する弛みなき追究心をうかがい知ることができました。
医療・介護業界への研修・コンサルティングだけでなく、
ありがたいことにサービス業の接遇マナー研修などにも携わる機会をいただくこともあり
専門職の方向けの研修も多いのですが、
職人でありながら、その前にサービスマンであるという考え方、姿勢に
プロとしての在り方をみせていただいた気がしました。
それぞれのプロフェッショナルが、在り方を極められるのは、
トップの情熱が、隅々まで浸透しているからなのでしょう。
料理と人事コンサルティング
形は全く異なれど、お客様(ファミリー)へ
エネルギーを傾け、情熱を持ち続ける、
その情熱を組織の隅々に浸透させていく
ということは、全く同じなのだと胸が熱くなりました。
ありがとうございました!!!
人事コンサルタント
金森秀晃