人事制度に悩む鈴木事務長
経営状態が悪いときに入職した人と、良いときに入職した人で、賃金にかなりの差が生じてしまっています。採用のために致し方なくテーブルを無視するような形でい採用してしまった人がいて、全く同じ仕事をしているのに年間数十万の賃金の乖離が・・・。 まずいのはわかっているのですが、正直どこから手を付けてよいかわかりません・・・
人事コンサルタント 金森
ケースにもよりますが、まずは階層とその階層に求められる役割、その役割を果たすために必要な知識・技術を明確に定めてあげる必要があるのではないでしょうか。
人事制度に悩む鈴木事務長
階層ごとの役割??確かにそれは今ないですね・・・
人事コンサルタント 金森
なるほど!では、処遇の前に、まずはその大元となる評価制度から整理する必要がありそうですね。
人事制度に悩む鈴木事務長
処遇の前に、評価制度・・・。うーん。それはどのように決めていくのでしょうか?
人事コンサルタント 金森
評価制度は、「経営計画を実現するために必要な人材を育てる仕組み」とも言えます。つまり、経営者から大切な社員に送るメッセージシートのようなものなんです。
人事制度に悩む鈴木事務長
メッセ―ジシートですか!
人事コンサルタント 金森
そうです、メッセージシートです!「このくらいのレベルの方は、最低限こういった役割を果たしてくださいね。そのためにはこういった知識や技術が必要ですよ。」「上司の方は、次のレベルにいけるようにこういう視点で指導をしてあげてくださいね。そのために必要な教材はこれですよ」というのをわかりやすくまとめたものが、人事評価制度です。
人事制度に悩む鈴木事務長
処遇を決めるためのものというわけでもないんですね・・・
人事コンサルタント 金森
おっしゃる通り!賃金の組み換えをする前に、まずは制度構築!その前に重要なのは、その制度が単に処遇を決めるための道具ではなく、人材育成のための手段であるという認識を皆さんにもっていただくことです!
人事制度に悩む鈴木事務長
なるほど・・・!まずはそこから始めないといけませんね! 早速その意識改革から手をつけてみます!先生!ありがとうございました!
・・・次週へつづく
売り手市場、人材不足が続くこの業界においては、 鈴木事務長のような観点でお悩みの方も多いのではないでしょうか?
最終的に肝になってくるのは、この意識改革の部分。
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それでは、次週もお楽しみに!
変革の人事コンサルタント
金森 秀晃