創業初?!月額1000円(学生は480円)で学べるオンラインコミュニティ「COA」開講中! 詳細はここをクリック!

子供のルール定着から学ぶ! 大人へのルール定着法

子供のルール定着から学ぶ! 大人へのルール定着法

「メンバー全員で決めたルールなのに、どうしてああも簡単に破ることができるのか
理解に苦しみます。だってルールを守るなんて、子供の時はみんなできたじゃないですか。」
現場をまとめるリーダークラスの方から、憤りや呆れなど様々な表現でこのようなお話を伺うことがあります。
チームのためにと決めたルールを、合意形成の手間までかけたとなれば憤るのも当然のことですよね。

このようなお悩みを伺うたび、以前見かけた保育園の子供たちが散歩している場面を思い出します。
横断歩道を渡ろうとしている所で先生に
「どうして赤信号だと止まらないといけなかったんだっけー?」ときかれ、
園児たちは「車が来て危ないからー!!」と大声で答えている場面です。

このやり取りには、ルールを定着させるためのエッセンスが
含まれているように思います。

●目的(理由)を伝える
ルールを守る必要があるのはなぜなのか、理由を知ることができれば、理解が深まり行動に移せるようになるかもしれません。

●模範的な行動を取る
リーダーが行動で示すことで、スタッフ達も徐々にそれがスタンダードになり自然と身につくようになるかもしれません。

●繰り返し伝える
他の案件対応の忙しさや興味をもつことなどに気をとられてしまい、ルールについて考えていないことがあるかもしれません。
そういったことを折り込み済で繰り返し浸透させていく感覚を持つことがポイントです。

これらはごくごくシンプルなことですよね。
とはいっても大人になると、守る理由は頭では分かってはいるけど忙しさでつい・・・であったり、
”ルールにうるさい○○さんがいるから守るか”のような日和見的な乗り切り方をすることも十分に考えられます。

どうせならここも対策をとっておきたいですよね!
こうなるのは、構図的に”自分たちが問われる立場”にいることが多いからというのが最大の要因だと思います。
これを”自分たちが問う立場”になる場面を設けると、本人たちも無意識のうちに先述したルール定着のエッセンスを
自らに課す状態にすることができます。

具体的な流れとしては
誰かに質問する場面を作る(朝礼などに既存の集まる場面に組み込むといいかもしれません)
→”何を質問しよう?”や”どういう風に質問しよう?”と考えることで
定着のエッセンスを実践する。
かつ無意識に自分は何を問題だと思うか考えることになり、問題意識を高めることができます。

いかがでしょうか。
本当に些細なことですが、役を担わせることで
自ら考える場数を増やす。
ルールを守ることだけではなく、ほかの場面にも副次的な効果があるかもしれません。
ぜひトライなさってみてください!

人事コンサルタント
金森 秀晃

金森秀晃LINE公式 友達募集中!

            CTA-IMAGE 限定動画や特別なクーポンもお届け! 是非ご登録くださいませ。

管理者育成カテゴリの最新記事