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空爆音を笑うよう教えられた3歳の女の子の話

空爆音を笑うよう教えられた3歳の女の子の話

戦争下でいかに子どもを怖がらせないか、
トラウマを残さず、前を向く力を与えるか、
戦時下の親御さんであれば、そう願ってやまないことと思います。

名作として名高い、「ライフフイズビューティフル」の中でも描かれていますね。
https://f-zac.com/hideakikanamori/2019/11/11/lifeisbeautiful/

そうはいっても、自分の命も、子どもの命も守らねばならない中で、
そのような教育を施すこと、手間を掛けることは並大抵のことではありません。
しかし、そんなすごすぎることをやってのける親御さんが
この現代社会にもいらっしゃいました。

シリアのアブドゥラ・モハマドさんです。
アブドゥラ・モハマドさんは、娘のサルワちゃんが
交戦地帯での生活に適応できるよう、爆音を耳にしたら怖がるのではなく、
声を出して笑うというゲームを考案したそうです。

花火,音,楽しい

子どもたちが花火で遊ぶ音をサルワちゃんに聞かせ、
大きな音がするのは楽しい場合もあると教えたそうですが、
この爆撃音がしたら笑うゲームは、サルワちゃんを落ち着かせ、
楽しい気分にさせることができたと、
後にアブドゥラ・モハマドさんは話されていました。
(無事、シリアを脱出できたそうで、よかったです)

私達はつい、事実や正論で理解を求め、
人を動かしくなってしまいますが、
このように、「爆撃音」に対しての解釈を変えて、
ある意味、”勘違い”させて、立ち向かう勇気を与えたり、
ゲーム化して結果的に立ち向かわせてしまったりするというのは、
相手の思考プロセスや現時点の能力に寄り添った
ものすごく愛情あるひと手間だと思います。

ひらめき,思いつき,アイデア

これは、部下に対しても全く同じことが言えますよね。
「なんでこれを言ってもやらないんだ、これをやれば成果がでるのに」
「どうして理解してくれないんだ、こんなにわかりやすく話してるのに」
というのは、こちらの都合。
「これを乗り越えたら、~~が待っている」
とビジョンを見せてあげたり、
お客様から断られることを恐れている子がいるとしたら
「1日で10回以上、断られてその理由も獲得してきてくれたら
誰よりも評価したい。あなたの突破力ならそれができる」
という希望を与えたりすることで、
部下のやる気も元気もかわってきますよね。

アブドゥラ・モハマドさんに学ぶ、ひと手間力、
是非学ばせていただきたいですね♪

人事コンサルタント
金森秀晃

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