まだ映画館でロングランを続けている
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 』第一章 猗窩座再来』!
煉獄さんで一世を風靡した無限列車編から早5年ということで、
時の流れの早さを感じますね。
人間時代のエピソードから最後の散り方も含めて、
悪役の最高傑作とも名高い猗窩座さんですが、
一方で、あまり注目はされないものの、
私が地味に大注目している鬼さんがこの無限城編第一章で出てきました。
その名は・・・
上弦の陸(ろく)獪岳(かいがく)
獪岳は作中で何度も決定的に卑怯な選択をしてきた人物で、
あまり共感を得られるタイプではない、
なかなかの不人気キャラクターだと思います(笑)
(自信過剰で他責傾向の強いねずみ男みたいなイメージです)
獪岳を知らない方にも少しご紹介しておきますと・・・
幼い頃、彼は寺で育ててくれた
悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい←鬼殺隊の柱)に恩を受けながら、
盗みを働いて子どもたちに寺を追い出され、
外で鬼に脅されると自分だけ助かるために鬼を寺へ引き入れ、
結果として多くの子どもたちが殺されています。
鬼殺隊の剣士となってからも、自分が一番でなければ我慢ならず、
自分を評価してくれない(と思っている)相手を恨みます。
そして最終的には非常に自分本位の理由をつけて、
鬼殺隊を裏切って鬼になってしまいます。
これだけでも大嫌いになった方も多いのではないかと思いますが(笑)
私が大注目している理由は、
獪岳が誰しも持っているであろう人間の弱さやずるさを
強調し象徴してくれる存在だと思うからです。
絶対に友達にしたくない、組織に入れたくない
タイプNo1ではないかと思いますが、
実は組織作りということを考えたときに格好の材料になるのは
獪岳のような人材なのです。
どういうことか?
仮に弱さとずるさの塊「獪岳」のような人物が入社してきても
「魔が差さない」仕組みを整える
これができればかなり精度の高い
リスクマネジメントが可能になるということなのです。
獪岳ほどいかなくても
追い詰められたら魔が差してしまう人がいるかもしれません。
でもそういう方も何も魔が差したくて差してるわけではないでしょうから
そういう気持ちになったときに抑止力になる仕組みがあれば、
そういう人でも救われて、「鬼」の道ではなく
「剣士」の道のまま活躍できる道もあるかもしれません。
正直、出会わなくてよいならば出会いたくないタイプの人材ですが、
おそらく多かれ少なかれ出会ってしまう人材タイプの一つだとも言える獪岳。
でもすぐにはお目にかからないかもしれませんので、
この仕組みは「獪岳でも魔が差さない」かどうか?
とイメージするには最適な人材。
ぜひ、何か組織の仕組みを作る際は、
この問いをたてて考えてみてくださいね。
人事コンサルタント
金森秀晃
