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本物の勇気とは

本物の勇気とは

みなさんは「勇気」というとどのような印象をもたれますか?

・勇猛果敢で強いイメージ
・誰かに屈することない強いイメージ
・信念があってそれを突き通すイメージ

こういったイメージをもたれる方も多いのではないでしょうか。

確かに、それらも勇気だと思います。

私も若い頃は、
「勇気=強く立ち向かうこと」「外に向かう力」
という認識が強かったように思いますが、
年を重ねるごとに、本当の勇気は、
「自分の内側を直視する力」だと思うようになりました。

なぜなら、外敵と戦うためには、
逃げたいと思う自分、嫌われたくないと思う自分、
できない自分、サボりたい自分、ダサい自分、せこい自分、弱い自分と
一番最初に遭遇することになるからです。
見なかったことにしても、避けては通れないんですよね…!

バカだと思われたら自分に価値がなくなるかも
弱いやつだと思われたら(このコミュニティでの)人権なくなるかも
できないと思われたら、親に愛してもらえなくなるかも

こんな不安からくるShame(恥)の概念がそうさせると言われています。

でも、だからといって、これに打ち勝てと言われても結構大変ですよね。
なかったことにするわけにもいきませんし…

ではどうすればよいか?

『本当の勇気は「弱さ」を認めること』の著書でもお馴染み、
ブレネー・ブラウン氏はこんなふうにおっしゃっています。

”「この子は完璧よ。
私はこの子を完璧に5年生までにテニスチームに入れて
7年生までにエール大学へいれるの。」
そんなこと言う必要ないんです。

ただこう言えばいいのです。
「あなたは完璧じゃないのよ。苦しみを背負っているの。
でもあなたは愛情や帰属に値する存在なのよ」 。
それが私たちがするべきことです”

これこそがすべてだと思います。

まず人間はそもそも完璧じゃないと知ること。
それでも愛される、繋がれる価値がある存在であること。
生身の自分は弱くて、せこくて、ださくて、
ずるいところがあるのも当然で(しかも一生なくならなくて)、
でもそれを「嫌な自分(課題)」と認識しているだけで大成功だと知ること。
そして「この心のもろさを感じること=生きていること」と知ること。

それさえ知っていたら、それを一旦受け入れて、
その弱い自分に対策を立てていけばいいだけですから。
(ちなみに、社会において、
ずるくても、せこくても、私を無条件に受け入れろ!というのは、
他者を無視した暴論なのでありえません。
そういう自分を知りながら対策を立て続けるプロセスに、
人は信頼を寄せるのです。)

一発で打ち勝とうなんてマッチョなことをせず
弱さを知って愚直に対策を立て続ける。

これこそが人生最大のライフハックといえるのではないでしょうか。

人事コンサルタント
金森秀晃

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