こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。
部下や後輩と一緒に仕事をしていて、
うまく主体性を引き出せず、
どうすれば当事者意識をもって取り組んでくれるのだろうか?と
悩むことはありませんか?
今日は、イベントでのミーティングの機会を通して気づかされた
当事者意識が勝手に高まる仕組みのポイントをお伝えしたいと思います。
弊社のカウンセリングコミュニティであるCOAがリニューアルすることとなり、
お客様にもしっかりとお披露目をしたいということで、
イベントを開催することになりました。
これまでも定期的にお客様にご参加いただくイベントは開催してきたのですが、
新人さんにも刺激になるということで、組織全体のプロジェクトとして1回目の全体ミーティングが始まりました。
初回のミーティングということもあって、どのようなイベントにしたいか
参加者の方々にどういう気持ちで帰ってもらいたいかなどの目的を共有し、
様々な意見が出て、活発なミーティングだったのですが、
新人さんは、あまりピンと来ていないような表情を浮かべているように見えました。
ミーティングの後、気になって話しかけてみると
「目的はわかるんですけど、初めてで自分がどうしたらいいのかわからなくて…」と
申し訳なさそうな反応でした。
私自身、イベントの経験を通して多くの学びを得させていただいので、
大事な機会にしてもらいたいなと思い、
新人さんに改めてこういうことができるといいよねと伝えてみたのですが、
次のミーティングでも、反応はあまり変わらず…💦
やる気がないわけではないのにどうしたらいいのだろうと
考えていると、金森社長が話しかけてくれました。
「みんなが、お客様に喜んでもらうために真剣に取り組んでいる様子を見て、僕も嬉しいよ。
ミーティングは回数を重ねることに、全員の理解が深まっていくはずだから、
丁寧に目的を共有しながら進めてごらん。」
このままで大丈夫かと、少し不安を抱えつつも
金森社長がそう言ってくれているのであればと
ミーティングの回数を増やし、その度に目的の共有から始めるようにしました。
すると、本番が1週間前に迫ったミーティングで、
質問がありますか?と投げかけたところ、
その新人さんが初めて、自分の役割で気になっていることについて
質問をしてくれたのです!
その場にいた全員がめちゃくちゃいい質問だねと盛り上がり、
それぞれが自分の役割を果たすための準備ができているのかと見直す機会になりました。
振り返ってみると、
私は、言葉として一度目的を共有すれば、必然と同じイメージを持ってくれているものなのだ
安易に考えてしまっていました。
しかし、ミーティングの回数を重ねる度に、毎回丁寧に共有し続けることで、
徐々にイメージが具体的になり、想像が膨らんで、
自分が何をしたらいいのかが段々とわかってくるものなのだと気づきました。
今回は、イベントという象徴的なものだったかもしれませんが、
日頃の業務でも同様に、
どういうお店にしていきたいか、どうやって喜んでもらいたいかという目的を
丁寧に共有しながら、回数を重ねることで
チーム一丸となって、希望を創り出していける組織にしていきたいと思います。
サロン事業部
定道