こんにちは!
管理部の佐々木です。
本日は私がブログをジャックします。
まもなく9月ですが日本全国まだまだ酷暑が続くようですね。
試合に向かうのか、電車の中で大きな水筒を持った中高生を見かけると懐かしい気持ちになってしまいます。
夏といえば熱中症対策としてスポーツドリンクを飲む人も増えると思うのですが何をポイントにして選んでいますか?
好みの味だったり値段などいろんなポイントがあるかもしれませんね。
先日、中学生になる甥っ子が「スポーツドリンクの選び方知ってる?」と話しかけてきました。
私は「知らないなぁ、どれ選んでも同じなんじゃないの?」と答えました。
すると甥っ子は”これはチャンス!”と言わんばかりの感じの嬉しそうな表情を浮かべつつ理科の授業で先生が余談として話してくれたことを教えてくれました。
それはスポーツドリンクと一口に言っても、状況で飲み分けることができるのだそうです。
・基本的にどれを選んでも熱中症対策になる
・目的で飲み分けができる
→激しい運動の前後:クエン酸やアミノ酸が主成分になっているもの(アクエリアス等)
→長時間の作業や軽度運動:電解質や糖質が主成分になっているもの(ポカリスエット等)
ざっくりまとめると上記のような感じです。
ちなみに甥っ子は、この話を聞いて基本はポカリスエット派になったのだとか笑
”確かにそう言われてみると、アクエリアスはアスリートをCMに起用しているな・・・”などと思いつつ
「その先生の授業、面白そうだね」と甥っ子に言うと「勉強は暗記が多くてで楽しくないし、テスト前に詰め込んでテストが終わったらほとんど忘れてもいいやくらいに思ってたんだけどこの先生の授業は、教科書とは関係ない話も多いんだけど、なぜかテストの時にこういう風に先生が言ってた所なぁって思いだせるんだよね。」と話してくれました。
この話を聞いて、甥っ子の言動から理科の先生の相手の理解に期待せずに目的を果たそうとし続けることの重要性について気付かされました。
私は理解を今してもらえないと進まないような気がしていましたが目的からすれば必ずしも今されなくてもいいのだということと、でもいつか理解するように行動するということが大事なのだなと思いました。
先生からすれば授業の中で必要な事を教えてるのだから、それはそれで役を果たしているのかもしれません。
とはいえ生徒も人間なので今自分に必要が無かったら”この授業に聞いてて意味あるのかな”と感じる子もいるのは想像に難くないですよね。
この理科の先生は、授業の内容は忘れられたとしても理科が自分たちのあらゆる場面に存在することを認識させて生徒自身が理科を学ぶことの意味を見出せるようにしているのかもしれないと感じました。
仕事における上司もまさにそうで部下に対して”仕事なんだからやってくれ”と言うのは当然だと思います(理解は後からついてくることの方が大半なので)。
ただ、それだけではなく部下自身が自分の仕事の意義を作れる力を育むことが、結果モチベーションや主体性となって表れてくるのだと思います。
理科の先生のように目的を果たすために理解されずとも1ミリずつ理解をしようとする工夫をし続けられるよう、精進していきたいと思います!
管理部
佐々木