みなさんはモンステラという観葉植物をご存知ですか?
100円均一でも売っていたりして、
比較的メジャーな観葉植物なのかなぁと思っておりますが、
トレードマークとも言えるのが
あの深い切れ込みや大きな穴のある葉っぱ!ですよね。
あの形がなんだかおしゃれで人気があるんじゃないかと思うのですが、
先日たまたま、あの切れ込みや穴が「なぜあるのか」というお話をきいて、
「これぞまさに機能美だなぁ」と思って感動したので、
今日はそのお話を共有させていただきたいと思います。
もともとモンステラという植物は熱帯雨林にある植物なのだそうで、
あの葉の形状は過酷な環境で生き残るために最適化された結果だというのです。
葉に切れ込みや穴がある理由は以下の2点で、
・強い雨や風を葉で受け流すため
・下の葉にも光が届くようにするため
だからこそ、成長して上に行けば行くほど切れ込みが深くなり
大きな穴があいていくというではありませんか!
植物でいうとなんとなく「そうなんだー」で終わりそうなところですが、
これは人間にあてはめるとものすごく有能なリーダー・先人としてのあり方だなと感じたのです。
全体を生かすために
”自分が強風や強い雨の衝撃を受け止めながらも、
日の当たる「一番いい場所」を若い葉に譲り、
自らに穴を開けてでも、下を支え、光を通そうとする”
というとんでもないことを当たり前のようにやっているのがこのモンステラ先生なのです!
生き様がかっこいいですよね。
私もモンステラ先生のようなリーダーであり続けたいと心から思いました。
私たちが観葉植物としてのモンステラになんとなく心奪われてしまうのも
デザインや育てやすさだけではなく
こうした機能美を感覚的に感じとるからなのかもしれませんね。
余談ですが…
聞くところによると、モンステラは観葉植物としての美しさだけでなく、
風水においても良い運気を呼び込む植物として人気があるのだそうです!
確かにこんな生命力の塊であり、生命の象徴のような存在が近くにあったら、
滞っているものが浄化されそうだなと考えてしまいました(笑)
モンステラを見かけたら、ぜひこの話を思い出して
一緒に素敵なリーダースイッチを入れていきましょう!
人事コンサルタント
金森秀晃