こんにちは
管理部の佐々木です。
今回は私がブログをジャックします!
26卒の就活も、大半の学生が内定を獲得し
どこに決めるべきか、という相談が増えてきました。
企業によっては”オヤカク”(何らかの手段で学生の親御さんの意向確認をすること全般)をする割合も増えてきているようで
就活は学生のもののようでいて、実は多くの方々の介入によって成り立っているのだと気づかされます。
調べてみるとオヤカクは昭和の頃からあったそうです。
ただ近年だとコロナを皮切りにさらに働き方の多様化や
社会そのものの不確実性なども相まって多くの方が知る所になったのかもしれませんね。
以前、学生面談の話の流れで「もし佐々木さんが就活生で、親の意向と合わない企業に行きたかったらどう説得しますか?」と質問されたことがありました。
いまのまま学生に戻るとしたら”頭ごなしに説得しないこと”を心掛けるかもしれないと伝えました。
理由は最良の選択をするためです。
もし親(限らず友人でも同様)違う意見だったら、何かしら危惧していることがあるかもしれないですし
世間知らずの自分には認知できない何かがあるかもしれないからです。
自分の考えに反対(異を唱えられる)されると、正しい/正しくないのはどっちなのか?を証明しようとする話になりがち・・・
これは無自覚の間にチャンスを自ら減らしているようなものかもしれません。
なので説得ではなくいろいろと質問をして、言わんとしていることの把握をした方が自分にはない視点を増やせると思います。
また、聞いたことをふまえて自分はどう考えるのか?を刷新でき、選択の理由を深めることもでき、選択も納得のいくものにできる可能性を高められそうですよね。
面談をしていた学生は「納得させて自分と同じ意見になってもらうことに拘ってましたが、そうじゃなくてもいいんですね。
自分の考えを改めて見直してみる機会になるし、少し肩の力を抜いて親と話せそうです」と話していました。
就活で異を唱えられるというのは、違いを知ることで相対的に自分を知れる機会なのかもしれませんね。
毎月第三日曜日に開催しているオンラインスクールCOAでも他の受講者の方の
考えを知ることで、自分がどう考えているのかを明確にすることができます。
よかったらご参加ください!