最近、経営コンサルや賃金制度コンサル、医師のマネジメントコンサル
とあわせて依頼が急増しているサービスがあります。
それは…
です!
その理由は色々あると思いますが、一番は
「問題を早く、かつ、多めに発見したほうが、後々圧倒的にラクである」
ということに気づいている病院が増えてきているからだと思います。
これまでは、なるべく不平不満のない組織、問題のない組織、
コンフリクトのない組織というものが、好まれてきた背景があると思いますが、
病院大淘汰時代といわれる今、
院内の問題が起こらないようにすることよりも
マーケットとどのように向き合い、いかにして生き残っていくか
というところが最も重要な課題となっておりますので、
院内の火種なんて早期に発見してさっさと消火するなり、
組織改善に向けたエネルギーに変えてしまった方がよいという
方向性にシフトしだしているのだと思います。
非常に建設的な発想だと思います。
ちなみに、導入を決めてくださった
クライアントの決め手のトップ3は以下の通り。
1)早期に火種を知っておきたい
└ 内部だとどうしても(どんなに工夫しても)通報が遅れるので、
大した問題でなくても早めに情報を獲得できる体制を構築したい
2)第三者に悪役を担って欲しい
└ 内部でいうと角が立つことをうまく間に入って処理する手伝いをして欲しい
3)社内にも安心して相談できる場があると伝えて欲しい
└ まず警戒して内部には言いづらいのは理解できるので、
一発目は外部でも、そのあといつでも相談できる場があると
第三者も交えて安心感を作っていきたい
1)も2)も大変生産的だと思いますし、
3)に至っては根本改善まで考えられていて最高ですよね。
本当に効果的に弊社のことを使っていただいているなぁと思っています。
二人三脚で組織改善ができて、嬉しいですよね。
ハラスメント相談窓口だけではないと思いますが
各種相談窓口というものは、内部のものだとなかなか言いにくいこともあり
発見が遅れがちになってしまうことも多いと思います。
こじれにこじれてから担当者が対応するということにならないように、
必要に応じて外部も上手に使って、最終的には外部がいなくても
”何でも相談できる体制”を目指していきたいですね!
人事コンサルタント
金森秀晃