今最も若者に人気のある70代なのではないかと思われる
「ラスボス」こと小林幸子さん。
紅白の大常連であり、毎年主役級の活躍をなさっていたところから、
(私は年末に小林幸子さんと美川憲一さんを見ないと一年が終わらないという世代です。笑)
一時は芸能界のドンを怒らせたということで、大変なバッシングにあって、
芸能活動自体も危ぶまれるというところまで追い込まれた小林幸子さんですが、
その後、ニコニコ動画やオタク界隈で再ブレイクして大活躍されていますよね。
今はYouTubeも運営なさっていて、色々なジャンルの歌を歌ったり
イベントでDJさちぴとしてギャルメイクしてパフォーマンスしたり(笑)
見るたびに楽しいチャレンジをなさる姿に私も勇気をいただいております。
そんな逆境のカリスマとしてはもちろんなのですが
若者含めた全世代から支持されるところから、
ともすると「老害世代」になりかねない世代の目指すべきロールモデルだなと感じています。
今回は老害にならないシニア世代の進化論ということで
そのポイントを簡単に抽出してみたので共有させていただきたいと思います。
①一つも勘違いをしない凄まじい客観性
あれだけ売れてスポットライトを浴び続けたら、
自分が偉くなった、自分だけの実力でこうなったと勘違いしても
不思議ではないと思うのですが(実際苦労なさってきた方ですしね)
どこを切り取っても言動が謙虚で、感謝の言葉を話されているのが印象的です。
そういう姿勢はやはり伝わりますよね。
②心理的安全性
番組スタッフから「ラスボスって呼んでよろしいでしょうか?」と聞かれて、
よくわからなかったけど「どうぞ」と答えたというエピソードが有名ですが、
きっと小林幸子さんの周りのスタッフは幸子さんに「~やってもいいですか?」
とおもしろくなりそうなことをたくさん提案しているんだと思います。
それに対し幸子さんが「おもしろそうじゃない」とのっかってくださるからこそ
あの紅白のような衣装やおもしろいYouTubeが撮れるのではないでしょうか。
③好奇心とチャレンジ精神の塊
元々演歌歌手の大御所なのに、ラップやDJまでおもしろがってチャレンジするのは
本当にとんでもない好奇心とチャレンジ精神だと思うのです。
これは若者が好きになるのもわかります。
④誰もが認めざるを得ない実力の暴力(笑)
これは言わずもがなですが、どんな歌を歌っても小林幸子の歌になるのもすごいですよね。
(私は歌ってみた動画のLemonとCITRUSが好きです。笑)
素人が聞いても惚れ惚れして聞き入ってしまう歌なので、
どんな声があっても、一番大好きな歌を極めて突き抜けてきた覚悟で
周りも認めざるを得ないのだろうなと感じます。
私もこのポイントをしっかりと押さえて、
逆境のカリスマ&全世代から応援されるジジイを目指し、
男版 小林幸子になれるように頑張っていきたいと思います(笑)
PS
お時間ある方はぜひ、小林幸子さんの歌ってみたシリーズ聞いてみてください!
こちらの動画は衣装ではないのですが演出がなんとなく紅白を彷彿とする仕上がりです(笑)
人事コンサルタント
金森秀晃