こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私がブログをジャックします。
相手が何を考えているかわからない…
一生懸命伝えても見当違いな答えが返ってくる…
話が伝わらなくて自分の意見を押し殺してしまう…
チームメンバーなどでミーティングをしていると、
このようなことはありませんか?
今回はそんな悩みを解決してくれそうな出来事がありましたので
共有したいと思います!
先日、サロンのスタッフ同士で定例のミーティングをしていた時のことです。
お客様に喜んでいただくための一環として
キャンペーンの内容について話していました。
1時間くらいかけたのですが、
中々話がまとまらなかったり、
それぞれがどうしていきたいのかがうまく理解できず、
そのミーティングでは結論を出せないまま次週に持ち越しになりました。
ミーティングの終了後、
どのようなやり方だったら、もっとお互いの意見を引き出して、
全員で同じ方向性を向いた効果的なミーティングになるのだろうかと考えていました。
代表の金森と打ち合わせがあり、
「さっきのミーティングはどうだった?」と気にかけてくださたので、
ミーティングの様子をありのまま伝えてみたところ、
「自分の仮説は明確かな?相手を知ろうとするなら、まずは自分の仮説を明確にしてるといいと思うよ。」
というフィードバックをいただきました。
ミーティングのやり方が問題だとばかり思い込んでいたこともあり
(仮説か・・・)とその時はまだピンとは来ていませんでした。
翌週のミーティングで同じメンバーで集まった際に、
今度は、自分の仮説を明確にしてから、ミーティングを始めました。
(ここでいう仮説とは、相手とどれくらい違うのかを知るための暫定的な意見のことです。
向こうに見える山との距離を測るためのやまびこのようなイメージです。)
そうすると、それぞれの意見が合ってるか間違っているかにとらわれず、
意見それぞれの何がどう違うのかに焦点が当たるようになり
議論がはかどったのです!
なぜこうなったのかを掘り下げてみました。
自分の仮説が明確でなかったら
迎合する(=自分を否定して相手を肯定する)か
説得する(=相手を否定して自分を肯定する)か
の二択に必死になりがちです。
(明確ではないので、自信がなくて自分を守るしかなくなってしまうからだと思います。)
そこで自分の仮説が明確になると、
話の焦点が相手の意見とどれくらいズレているかの確認になるので、
否定も肯定もせず、同じゴールを作る仲間として
意見を尊重しながら話を進めることができると気づきました。
(ちなみに、心理学的にいうとメタ認知という技術だそうです。)
仮説を明確に持つということは、
メンバー間でのミーティングだけでなく、
お客様に対しても同じだと思います。
セラピストが仮説を持って提案することで、
お客様の価値観がより浮き彫りになり、
根本改善という共通のゴールに向かいやすくなるのではないかと感じました。
今後は自分の中で常に仮説を持ちながら、(修正ありきだと思いますが)
相手の話を冷静に受け止めて、共通のゴールに迎えるよう、
精進していきたいと思います。
実は、メタ認知のような心理学の技術を、実践形式で学べる場所があります。
毎月第三日曜日に開催しておりますので、一度覗いてみてください(^^)
(今月は第四日曜日です。)
サロン事業部
定道勇斗