「最近の子たちはメンタル弱すぎて(もしくはプライド高すぎて)
指摘しようにも、こちらもおっかなびっくりになってしまう」
「あたりまえのことを指摘してるんだけど
なんかパワハラみたいな扱いをされて、指摘するのが面倒くさくなってる」
管理者や指導的立場にある方から
このようなお悩みをよく伺います。
いくら若手といっても基本的にはお客様や一緒に働く仲間あってのプロですから
明らかな能力不足や態度に問題がある場合などは
言わなければならないこともある中で、
言えばパワハラ、言わなければ責任放棄のような雰囲気になってしまうところもあるので、
とても悩ましい問題ですよね。
さて、相手に入りやすい指摘の仕方というところでは
PNPフィードバックなどマイナスフィードバックの手法は多々あり
今まで色々とご紹介してきましたが、
今回はそもそものところでの構造から解決する方法をご提案したいと思います。
それは・・・
相手を変えようとするのではなく、
理想と現状のギャップを明確にしてあげる
へシフトするということです。
基本的に人は人からとやかく言われたくないわけですから(笑)
細かいことを指摘せずに、自分で気付かざるを得ない情報を与える方向にシフトさせるということです。
ここを目指してほしいということと、
本人としてもそこは目指したいと思わせること。
それに対して現状はこうだと上司が思う現在地点と本人の認識。
ここさえ合意形成をとることができれば
自然とそのギャップを埋めるためにどうするかという話になっていきます。
ちなみに弊社の人事評価制度は
使うだけで自然とそうなる構造になっているので
普段なかなか指導がうまくできないという方にとっては
非常に画期的なマネジメントツールになっています。
マイナスフィードバックについて悩んでいる方の参考になれば幸いです!
人事コンサルタント
金森秀晃