みなさんは『Up or Out』という言葉をきいたことはありますか。
コンサル業界では比較的有名な言葉ですが、
「昇進するか、さもなくば退職するか」
という外資系コンサル会社特有の風潮を表す言葉だと言われています。
私も外資系コンサルにいたわけではないので
詳しいことはわからないものの、
これはおそらく本来はそういう意味で使われていたのではないのではないかと考えています。
ではどういう意味かと言えば…
本来は
「成長するか、さもなくば退職するか」
という意味合いで使われていたのではないでしょうか。
実際のところは私もわからないのですが、
もしこれが「成長するか、去るか」という意味で使われていたとしたら、
これはコンサル業界のみならず
これからの時代の組織全体でもっておくべき価値観の一つといえるでしょう。
理由は単純です。
これからの時代はかつてないスピード感で変化していくため、
今まで以上に
変化・成長しないこと(停滞)=致命的な後退
という世の中になっていくからです。
これはもはや時代のうねり、世界のうねりのようなもので、
一企業、一個人ではどうしようもありません。
極端な例ですが
「嫌なことはしたくないけど、
眼の前の仕事をこなして8時間過ぎたら帰りたい。
だんだん給与もあがってきて有給も賞与も欲しい。
精神的負荷のかかることは一切御免だけど、
人から喜ばれてやりがいのある楽しい仕事を求めている。」
おそらくこういう考えの方にとっては
とても生きづらい世の中になっていくと思います。
そう思っている間に世界から取り残されてしまう厳しい世界になっていくからです。
スポーツの世界などを想像するとわかりやすいのですが、
ルールが刻々と変わる中で、必死に勝ち筋を探して戦略・戦術を考えて
それを実行するための鍛錬を積んでいる人がいる中、
「きついトレーニングや練習は御免だけど、
気持ちよく勝っていい思いをさせてほしいんです。
下手でも練習しなくても怒らないでくださいね。
監督、なんとかしてくれますよね。」
と言っているのとあまり変わらないので、
人生ハードモードというのは想像に難くありませんよね。
これは様々なところで囁かれていることですが、
「これからは変化が大きな時代なので、成長していかないとあっという間に取り残されてしまいますよ」なんて言われても
正直面食らってしまいますし、なんだかすごく大変なことをしないといけなそうで
気持ちが萎える…という方も少なくないのではないでしょうか。
そういう方のために!
今日は「起死回生の一手」をご紹介させていただきたいと思います。
それは…
毎日、自分が全く興味のないこと、
もしくは価値を感じないものに触れてみること!
これを続けていると、成長までいかなくても
毎日違った自分になることができるので、
本来の自分の価値観を見つけることができたり、
足りていない技術やできていないことに気づいたりするので
結果的に勝手に進化・成長するサイクルを生み出すことができるようになります。
「えー、たったこれだけで?本当に?」
と思う方もいらっしゃると思いますが本当です!
やりはじめると気づくことも多いと思いますが、
革命的変革が次々と起こる時代に備えて、
騙されたと思ってぜひ始めてみてくださいね\(^o^)/
人事コンサルタント
金森秀晃