こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は私が金森社長のブログをジャックします!
「タスクが多くて、やってもやっても整理が追い付かない…」
このようなことはありませんか?
本日は、タスクにあふれて混乱しまくっていた私が、それを克服した方法について、お伝えしようと思います!
Fee’zでセラピストを始めてから1年以上がたった頃、
任せていただくタスクが増えたことで、
自分の手には負えないと思うくらい、いっぱいいっぱいになっていました。
ノートにタスクを書き出してみたりもしましたが、
その一瞬は楽になった気がしても、
着手し始めると、量の多さに圧倒されて、
いつまでたっても終わらないという感覚に陥ってしまいます。
色々と工夫を凝らしてみたのですが、
自分でやっていてもらちが明かないと思い、
先輩セラピストの方に相談してみました。
すると、「タスクを書き出す前に一手間加えるといいよ!まずは案件を書き出してみたら?」と教えてくれました。
最初はやらなきゃいけないことが増えた気がして
気が重かったのですが、
私が実際に抱えているタスクを例にして説明してくださり、理解が腑に落ちました。
ザックリとした違いは”誰を”起点に整理するかです!
・タスクを書き出す:”自分”がやることの整理。自分のとる行動を列挙する。
・案件を書き出す:”他者(お客様)”に何を届けるかの整理。どういう目的か、誰に向けてか、いつからいつまで掲示するのか等々
例えば、「キャンペーンをお知らせする店内の掲示物を作成する」というタスクがあった場合、
タスクとして書き出すとそのまま、「店内の掲示物を作成する」になりますが、
先に案件として書き出すと「お客様にキャンペーンを知ってもらえるような掲示物を作成する」になります。
そうすると、
「どんな色使いだといいかな?」
「どんなデザインがわかりやすいかな?」
「どれくらいの大きさがいいだろう?」
など、想像が膨らみます。
この作業を他のものにも当てはめて何度かやっていくと、
”できた”の基準が変わっていたのです・・・!
タスクを書き出していた頃は、
”できた=自分がタスクをこなせること”になっていました。
ですのでこなせなかったと思うたびに、できない自分を強化していたことに気づきました。
一方、案件から書き出すと
”できた=お客様に届いたこと”に基準が変わりました。
その案件を解決するためにどうしたらいいかに集中できるので、
タスクをこなせなかったとしても通過点だなと感じるようになりました。
届けるための要素を分解することで、私にもできるかもしれないと思えるようになったのです。
金森社長は常々、「セラピストは身体の問題解決のプロであれ」と話してくれています。
日々お客様の身体も変化している中で、
セラピストたるものは、自分のできるできないではなく、
それを知ろうとする姿勢が大事だということを示してくれているんだと理解が深まりました。
仲間が増えたり、お客様が増えたりして、
今後さらに多くの案件と向き合うことになると思います。
そんなときに、自分のやることからではなく、その案件の分解から整理することで、
セラピストとして多くの問題を解決できるようになっていきたいと思います。
サロン事業部
セラピスト
定道 勇斗