こんにちは。
接遇マナー講師の三上絢愛です。
今日は金森社長のブログをジャックいたします。
みずみずしい若葉が眩しい季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
コロナも落ち着きオンラインだけでなく対面の研修も復活していることもあり
4月・5月は毎日のように研修続きです。
ご相談が多い内容としては管理者・次世代リーダーの育成なのですが
実際、管理者研修を開催すると今年の新入社員に対して
「オンラインでのやり取りは円滑なんだけど、
対面だと今までの新人よりリアクションが薄かったり
他者からの指摘を怖がる傾向が高かったり、印象のギャップが大きいかも…」
このようなお話をよく伺います。
コロナ世代(23卒~25卒)と評される世代、
特に24卒の方々は学生生活の4年間をコロナと一緒に過ごしたと言っても過言ではありません。
23卒は1年生で対面のキャンパスライフ、25卒は対面での活動も増えています。
対して24卒は、入学当初からオンラインでサークルやバイトの活動も
ロックダウンで制限されていたため、対面コミュニケーションの
トライ&エラーから学べる機会が極端に少ない状況でした。
人と接触することがなくなったことで交流することに臆病になっていたり、
心を開きにくくなった傾向が高くなったのかもしれませんね。
事情はわかったけど、コロナ世代の新人さんの反応が悪いだけで
世代が違うのだからしょうがない(><)…
とあきらめたくなる管理者の方も多いかもしれません。
では、コロナ世代の新入社員とうまくコミュニケーションを
とるためにはどのようなポイントに注意すると良いのでしょうか。
【ポイント2つ!】
①色眼鏡を外す(決めつけない)
②新しい価値観を取りに行く
ついコロナ世代だから…と決めつけてお互いの理解を深めることをあきらめがちですが
自分の世代にもいろいろなタイプの人間がいるように、新しい世代も同じく
いろいろなタイプの人間がいます。
「コロナ世代」とひとくくりに考えるのではなく、色眼鏡を外して1人の社員として接してみると
新たな一面が見えお互いに理解を深めるきっかけづくりができコミュニケーションが
とりやすくなります。
世代の決めつけを外し、管理者側から距離を縮めることで、
相手も心を開き積極的に動いてくれるようになります。
実際、管理者研修の中でもこのポイントをお伝えし、
宿題として実践していただいたのですが先日こんな嬉しい報告をいただきました。
「1人ひとり価値観が違う前提で部下を知ろうと試みたところ
部下から相談されることが増えました! 先輩ならどう考えますか?と
こちらの考えも積極的に 聞いてくれるようになったことは嬉しいことです!(^O^)/」
管理者側からコミュニケーションをとることは、若手社員の成長を促し、
業務を円滑に進めることにもつながります。
新しい時代の到来とともに育成側も決めつけず歩み寄る姿勢が益々必要になりそうですね。
新世代を活かすことができる管理者・中間層が育っていない…
世代間ギャップを嘆く管理職が多い…
そんなお悩みをお持ちの経営者様、人材育成ご担当者様幅広い世代と
向き合うポイントを手にすることで管理者自身も成長していけます!
そうはいっても何から着手してよいか迷われる場合はご相談ください。
ひとり一人を活かし組織強化のお役に立てましたら幸いです。
人事コンサルタント・講師
三上 絢愛