「失敗を自ら取りに行くと、上手くなるスピードも早くなる気がしますね」
先日、スタッフと談笑していたときにそんなことを話していました。
話をきいてみると
手作り餃子を初めて作ったときのこと。
いつもだったら初めてのことは入念に調べてからやりたいタイプなのだそうですが、
今回は敢えて知らないままやってみることにしたのだとか。
餃子の餡を作り終え、いよいよ包む工程。
スタッフは
・1個目から上手くいくはずないとのんびり構えていたこと(それも餃子作りのよさだと思っていた)
・●個目くらいまでにはこのくらいで包めるようになりたい
ということが功を奏したのかもしれませんと言っていました。
最初は餡の量が多すぎて包めなかったり
皮が破けてしまったそうなのですが
先述のようなことを思っていたこともあり
お構いなしにどんどん失敗をしていったそうです。
最初の15個目くらいまでで失敗したことを踏まえて
餡の量、皮のどこに水を付けるといいのか、皮の向きなど
細かな微調整を繰り返したのだとか。
包み終える頃にはに”これだと餡が少し多いな”と体感でわかるようになったり
”あ、皮に水を付けすぎた、破けるかもしれない”ということで力加減を調整できるようになったんだそうです。
「仕事と餃子作りを同等に考えるというのは
今の私にはなかなかハードルが高いのですが笑、
すぐ上手くいくことよりも先々の成功のために
先に失敗を取るのに必要なことが体感できたのは貴重だったなと思います。」
と話してくれました。
上達する姿を描きつつ、
”攻めの失敗”を繰り返す。
失敗は捉え方次第で成長を速めてくれる
促進剤にもなるかもしれませんね。
日々精進!
人事コンサルタント
金森 秀晃