こんにちは!
サロン事業部の定道です。
本日は、準備における意外な目的について気づかされたことがありましたので、共有したいと思います!
以前、サロンのお客様のご紹介で外国人の方を施術する機会がありました。
事前に伺っていた情報では、その方は日本に10回ほど来ていて、日本語が話せて、
母国でも日本料理のお店を3店舗経営している方とのことでした。
その話を聞いて、自分も少しだけ英語が話せるし、
相手の方も日本語が話せるなら大丈夫だろうとたかをくくり、
通常通りの準備しかしていなかったのです。
(今振り返ると慢心しかなかったと思います。笑)
しかしその方は日本語が挨拶程度しか話せず、ほとんど英語で説明することになりました。
スマホを使ってその場で翻訳検索したり、
模型や身体のイラストを使って身振り手振りで説明し、
なんとか施術を終えましたが、
個人的には消化不良に終わってしまった感覚で、
せっかく来てくださったそのお客様に申し訳ない気持ちになりました。
今後同じことが起きないためにどうすればいいのかと振り返りをしていたときに、
金森社長が以前話していたことを思い出しました。
「準備の目的は、準備通りに“コトを進めること”の他に、
“予想外を味わうこと”も含まれているんだよ」
準備通りに”コトを進める”という目的はわかっているつもりだったのですが、
2つ目の”予想外を味わうこと”は想定しておらず、そういう目的もあるのかと印象に残っていました。
2つ目の目的を自分の中で設定して、その後の施術の準備で色々と試してみると、
少しずつですが準備に対しての認識が変わっていきました。
予想外のことが発生すると、
今までは、焦って対応したり、目先の問題を対処することにとらわれたりしていましたが、
”味わう”という設定に変えてみると、
対応も落ち着いてできるようになるだけでなく、施術後の振り返りで対応できなかったこととその対策をかきとめたりなど、
次に活かせるような行動もやっておいたほうがいいなと思うようになってきたのです。
すると、準備のときに、振り返りの内容を確認して、立てた対策を実行できるようになったり、
その対策がうまくいかなかったとしても、対策を強化するためのヒントとしてとらえられるようになり、
対応力が高まっていくことを実感できるようになっていきました。
今後も、一つ一つの準備をするときは、予想外を味わうという目的を思い出して、対応力を強化し、
Fee’zが日本だけでなく世界中の人にとってのオアシスになるように日々精進していきたいと思います!
サロン事業部
セラピスト
定道 勇斗