”あなたは運がいいですか?”
この質問に、みなさんだったらなんて答えますか?
「ここ最近、上手くいかないことが多いから運が悪いと思う」
「実際はわからないけど、運がいいと思ってはいたいよね笑」
などと、様々な答えがあるかと思います。
パナソニック創業者の松下幸之助氏は、採用面接で冒頭の言葉を求職者に投げかけ、
「運が悪い」と答えた人はどんなに優秀な人でも採用しなかったそうです。
幸之助氏ほどの方でも運を持ってる人に頼るのか・・・(´д`)
と思うのはちょっと早いかもしれません笑
本当の理由は計り知れませんが、私なりに理由を考えてみました!
運がいいと自認している人は
結果は運で作られないとわかっているからなのだと思います。
例えば営業職で
「今日は反応が薄いお客さんばっかりだった。」という日があったとしましょう。
ここで運が悪いと思ってる人は「今日は運が悪かったな」と思考停止してしまいます。
これでは対策を取れないばかりか、仮に契約に至ったとしても”運が良かった”で片付けてしまうかもしれません。
生じた結果は運や相手など自分以外の何かによってもたらされるという思い込みがありそうですよね。
一方で運がいいと思ってる人だったらどうでしょうか?
”説明でわかりにくかったところがあったんだろうか”
”他に心配事でもあったのかな、声をかければよかったかな”
というように運ではなく自分の行動による必然的な結果だと
捉えて修正し続けているから運が悪いと思うことが少ないのでしょう。
運がいいというと、宝くじが当たるようなワクワク、ラッキーなことを想像してしまいますが
実は運が悪いと捉えることが少ない状態が運がいいということなのかもしれませんね。
常にその域に達するのはまだまだ先かもしれませんが・・・
日々精進ヽ(´▽`)/!
人事コンサルタント
金森 秀晃