このブログをご覧になっている、管理職のみなさま!
「根性」この言葉にどんなイメージをお持ちでしょうか?
・目標達成のために必要不可欠なもの
・あったほうがいろいろと物事を成し遂げやすい
・いまの若手にもう少しあって欲しいもののひとつ
などといったところかと思います。
同じ質問をZ世代やそれより若手スタッフ対象の研修等ですると・・・
・古臭い、昭和な感じ
・全く必要じゃないとは言い切れないけど、効率も考えたほうがいいと思う
・ギリギリだっていう時に踏ん張るために使いそう
のような傾向の回答をもらいます。
メディアの影響からなのか、どうも根性には
汗、涙、忍耐のようなイメージが一緒について回っているのかもしれませんね。
若手スタッフにこのようなイメージが多いのであれば
鼓舞するために「根性見せろ!」
などと仮に言ったとしても、あまり響かなさそうですよね。
むしろ「また精神論言ってるよ。具体的にどうすればいいのか指示してくれればいいのに」
などと思いもよらない不満を誘発してしまうかもしれません。
管理職世代の方々の前提としては、根性はもともと私たちに備わっているもの
対してZ世代の前提は、根性は昔の人が言っている古い考え方(=自分たちがなくても大して問題ではない)
のように大きなギャップがあるように思います。
元々自分は持ち合わせてない・必要性を感じてない人に
どうすれば抱かせることができるのか・・・
と根性は必須という前提で試行錯誤してしましがちですが(そう感じるくらい数多くのことを乗り越えてらした証だとおもいます)、
根性を持たせようとするよりも、もっと本人たちも受け入れやすいことがあります。
それはワクワクさせる工夫をすることです!
どれだけ言葉を尽くして説明しても、言葉として理解できたにとどまるのが大半です゚(´д`))))
具体的には彼らがワクワクするほど好きなことと仕事の共通項を挙げさせて
「あー、あの感覚か」と仕事においてもスタッフにイメージさせるのがポイントになると思います。
いつか根性が必要になる時があるかもしれませんが、
彼らの概念にない根性を最初からつけさせようとするよりも
まずは初動をとらせることと継続させることを最優先にすると
ちょっと不本意ではありますが笑、彼らに今一歩歩み寄る選択もありかもしれません。
ぜひお試しください!
人事コンサルタント
金森 秀晃