先日、少し早いけれど2022年度の納会を行いました。
納会では毎年、社員一人ひとりに対し自称「築地の父」として(笑)
一年間の労いと来年の期待を「預言書」という形でお渡ししていたのですが、
(結構あたると評判なんですよ!笑)
今年はストレートに気持ちが伝わればと思いお手紙を書いてみました。
実際一人ひとり書くとなるととても大変なのですが
なかなか面と向かってこうした感謝と労いを伝える機会もないので
一経営者としても、一人の人間としても
12月の一番重要な行事だと位置づけて取り組んでいます。
しっかり一人一人の事を思うと、いろいろ浮かんでくるので不思議です。
今回手紙を書くときには、
以前の納会でお渡しした過去の預言書も見たりしながら書いたのですが、
感じたことは、今年一年で社員それぞれが相当な力を付けたということです。
自分至上最も大きな壁にぶつかり
もがきながらも懸命にあがき続けた人
長い間戦い続けた結果、ブレイクスルーの兆しが見えた人
大きな環境の変化により、自身の役割により目覚めた人
それぞれに色々な戦いがあったと思いますが、
だからこそ何気ない言動からも相当強くなったことが伺えるのです。
(注意してみないと見えてこないものだらけですが…!)
僕の悪い癖で、みんなの成長を思うあまり、
ついつい「より気づけるように」という気持ちから
変化を急いてしまうこともあるけれど、
それぞれが着実に自分と向き合い挑んできた軌跡を確認できたようで
手紙を書いていて胸が熱くなる思いでした。
普段生きていると
「なんでこんなにうまくいかないことしか起こらないんだろう」
なんて思うこともありますが、
いつだって自分の感謝が足らないだけなのだ
ということに気づかされます。
年に一度の大切な僕の行事。
形は少しずつ変わるかもしれないけれど
ずっと続けていきたいですね。
金森