こんにちは、コンサルティング事業部の宮尾です。
本日は私がこのブログジャックの場で度々語ってきた
ワールドトリガーについて(懲りずに)語ろうと思います!
コミックス25巻は9月2日(金)発売です!
カバーは何かと話題の「水上9番隊」!そして5人全員がカバー初登場!
214話〜223話収録&おまけも充実してます!
よろしくお願いします!(担当) pic.twitter.com/BeKMu8eSt3— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) August 22, 2022
ワートリの主人公の一人三雲修(みくも おさむ)は
戦闘能力・才能が共に無く、持たざるものがどのように戦うのか?
の描かれ方が最高におもしろいのですが
今回私が語りたいのは、そんな三雲と対極にあるような
能力も才能も人より秀でた香取葉子(かとり ようこ)ちゃんというキャラクター。
ワールドトリガー17巻、見本本が出来たので葦原先生に渡してきました。表紙は香取。あさって金曜日12月2日発売です。 pic.twitter.com/x7XiR7WF4x
— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) November 30, 2016
葉子ちゃん以外にもワートリでは才能も能力も
高いキャラクターがたくさん描かれているのですが、
葉子ちゃんの描かれ方で印象的なのは
『持って生まれた才能・能力に甘んじて努力をしない』というところ。
学校でもそんなに勉強をしなくても高得点がとれたり
体育の授業でも運動能力の高さから常に高い評価をとれたりと
努力しなくても人並み以上の成果を得てきた彼女。
(こういう子、同級生に何人か必ずいたような…!)
それはボーダーという組織に入ってからも同様だったようですが
これまでと違って、ボーダーには葉子ちゃんほどの才能・能力を
持つ人は当然のようにいたこと、そして何よりも持っている人たちは
努力を惜しまず訓練を重ねてきていたのです。
結果として、最初は順調に成績を伸ばしていた葉子ちゃんも、いつの間にか伸び悩み、
チームメイトとは揉めて連携も取れないまま「格下」とバカにしていた
自分よりも遥かに才能も能力もない修に負けてしまうシーンも…。
ただ、この敗戦をきっかけに、徐々に葉子ちゃんも変わり始め
最新25巻の中では、修を馬鹿にしつつも、修の意見に耳を貸し、
他の人が称賛する修の意見の良い点を受け入れようとする変化が描かれていました。
この葉子ちゃんの成長にも思わずぐっと来てしまうのですが
私はなによりも順調に成果を出し続ける「強い人」たちと
才能・能力に恵まれても「挫折してしまう人」たちの分岐点に
思いを馳せずにはいられませんでした。
以前の金森社長の別テーマの記事で
「要領が良い人も、要領だけでは成果を出し続けることはできない」
とありましたが、まさにこういうことだよなあ…!としみじみ感じたのです。
本当の能力や才能は、そこに甘んじず、素直に周囲のアドバイスを受け入れたり
目標を刷新して成長し続けられることなのかもしれないな…と作品と社長の記事から
気付かされました。
ますます持たざるものの修がどんな過酷な環境で戦っているのか…!と思うと
胸が苦しくなりますが、ワートリのおもしろいところは個人ではなくチームでどう戦うか?なので
修と同じく持たない私も、自分より才能がある人達はもっと努力しているのだという
前提で、戦い方を工夫し続けたいと思います!
コンサルティング事業部
宮尾 知花