”常に明るさを失わず努力する人には、神はちゃんと未来を準備してくれます”
京セラ創業者の稲森和夫氏の言葉です。
先日、偶然この言葉を体現した生き方をなさっている
都内の団地にひとり暮しの大崎さんという89歳の女性の方が
紹介されている記事を目にしました。
娘さんの勧めで70代でパソコンを始め、3年かけて習得。
その後80代目前から始めたtwitterは15万人以上のフォロワーがいるのだとか。
まもなく90歳を迎えようとしている方の一般的なイメージとギャップを感じる方も多いかもしれませんね。
一体大崎さんのなにがこのような人生を歩ませたのだろうか・・・?
勝手に私なりに考察してみたところ、
”選択”と”対策”が人生をつくるという事を改めて
教えてくださったように思います。
まずは選択です。
大崎さんは大病を患い、長期間の入院を余儀なくされたことがあったそうです。
このような状態になった場合
大半の方が養生しようと引きこもりがちになったり、
「また病気になったらどうしよう」
と恐れに囚われて過ごす
などといった選択をとるかもしれません。
一方大崎さんは、病気を学びに変えて積極的に体を動かすという選択をしていました。
体調に合わせて調整しつつ、1日でおよそ8000歩程度歩く&太極拳をするのだそうです。
また対策もぬかりがありません。
高齢のひとり暮らしという事実をしっかりと認識して、万が一に備えて
自宅の鍵を知人にあずけたり、団地のご近所さんと娘さんにLINEで繋がってもらったりなど
リアルのネットワークをしっかりと構築しているのだとか。
”とにかく飛び込んで、ダメだったら対策を取ればいい”
大崎さんからまだまだ”若手の”私たちへの
応援メッセージをいただいたような気がしました。
生きていく上で本当に大事なことは本当にシンプルで、
日常の様々な場面に散りばめられているのかもしれませんね。
アンテナを立てて、精進します!
人事コンサルタント
金森 秀晃