こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
今年も残すところ1ヶ月を切りましたね。
皆さんにとってどのような1年でしたか?
僕にとっての1年を一言で表すと「漫画」ですね。(笑)
そんな僕が今読んでいる漫画は「ANGEL VOICE」という不良がサッカーを始めて、全国出場を目指すという高校サッカー漫画で、僕自身が仕事で気づかされた事とリンクするものがあったので、今日はその内容をシェアしたいと思います!
皆さんは自分より仕事が出来る人をみて“自分とは出来が違うからしょうがない”と諦めてしまった経験ありませんか?
僕はそういう人を見ると、すぐに諦めてしまう人でした。(笑)
漫画では、サッカー部で唯一天才と呼ばれていた選手(乾)が、リフティングが下手な選手(水内)に教えていた時に「俺はチームの中でもサッカーが下手だからしょうがないよ。」と水内が落ち込んで話すと乾が「俺もサッカー始めた時は30回リフティングするのに15日もかかったよ!」と水内を励ます為にわざと嘘をついたシーンがありました。
そのシーンを読みながら、僕もFee’zに入った当初院長に同じような事を言われた事があったなとリンクさせていました。
当時、新人だった僕が日々の業務に追われて、天手古舞になっている時に尊敬する先輩から違う案件を振られて“僕は先輩みたいに効率よく出来る優秀な社員じゃないからそんなにできないよ”と思った事がありました。
そのやりとりや天手古舞になっている姿をみていた院長は僕に
「大丈夫か?」と声をかけてくれました。
その時に今ある現状を話すと院長は
「先輩も入社してきた時は全然業務が出来なくて、普通なら1時間で出来るような事も3日かかってやっと終わるぐらいだったんだぞ(笑)」と話してくれました。
その話を聞いて“先輩も昔から優秀だったわけじゃないんだ。”と安心し、ここで働いていたら“先輩みたいになる事も出来るんじゃないか。”という期待感も生まれました。
それから日々の業務に追われながらも“先輩も…”という思いで、出来ないなりに試行錯誤して効率良くできるように諦めずに頑張るようにしました。
そんなある時、違う先輩と話す機会があり、話題として院長から聞いた尊敬する先輩の話をすると、先輩が「え?そんな事ないよ?あいつは昔からすごい優秀だったよ。」と言われました。
「え?あれは嘘だったの?」と一瞬思ったのですが、よく考えると院長が“なぜそんな嘘をついたのか“にわかった気がしました。
院長は諦めずに頑張り続ける事が結果に結びつくと知っていたから、新人である僕が“出来ていない”事で気持ちが萎えて諦めかけている事を悟って、わざと嘘をついて諦めずに頑張れるようにしたかったのだと感じました。
漫画でも乾が“30回やるのに15日かかったよ。”と聞いた水内が“俺でもそんなにかからなかった!乾がそんなにかかるなら俺も頑張れば出来るかも…”と萎えていた気持ちがあがり、サッカーに打ち込むようになっていました。
院長の言葉と漫画を通して心が萎えてしまった時に諦めずに頑張らせるきっかけになるのであれば、すべての事を正直に話すのではなく、話す相手の事を考えてわざと嘘をつく事も、時には必要なのだと気づく事が出来ました。
僕自身もまだ出来ない時もありますが、育てた後輩や部下がお客様の満足につながる事を信じて、日々人材育成にも精進していきたいと思います。
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太