先日スタッフと談笑していた所、
MTGから気づきをもらったんですと話してくれました。
社内でMTGを予定した時、
本人的には「そんなに難しい話でもないし、15分もあれば終わるだろう」
と見込みを立てていたそうです。
しかし、実際に始まるとその4倍の1時間を要したのだとか。
なぜ時間を要したのか尋ねると
「途中で、MTGそのものよりもMTGが終わってからの方が大事だと気づいたからです」と答えてくれました。
どういうことかというと・・・
下記の3つのポイントを事前に押さえておけば、15分で効果的なMTGができる!
ということだそうです。
・現時点の課題共有をして、解決をする同士になること
・目的の共有をすること
・ありたい状態の共有をすること
最初スタッフはこれを早く結論を出した過ぎるあまり、
ポイントをすっ飛ばして、とにかく案件を進めようとしていたのだそうです。
が、しかし・・・!
そういう姿勢は相手に伝わるものなんですね。
話を進めていくうちに、相手が釈然としないリアクションをし出したのだそう。
それを見てMTGが終わった後に他のスタッフへ意味を伝えられず、定着しにくくなると判断し決める前に先述した3つを優先的にやったのだそうです。
スタッフは
「私はその場で案件について決めようと自分の都合しか考えてませんでした。
案件には組織の意向や目的があるはずなのに、それを伝播させるということが抜けていたんです。
MTGを終わらせることが目的なのではなくて、
終わってから形にするまでが目的なので、それを伝播する時間も確保しておくべきでした。」
と苦笑い混じりで話してくれました。
どんなに簡単なことでもその場だけではなくて
ちょっと先の未来のことを考えてMTGをする。
それを念頭においておくだけで、話すことが変わってくるように思います。
もしこのスタッフのようにMTG効果をUPさせたいという部下の方が
いらしたら、ポイントに沿ってアドバイスしてみるのもよいかもしれません(^^)
人事コンサルタント
金森秀晃