こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
8月になり、“夏本番”という感じで
暑くて立っているだけで溶けそうになりますよね。(笑)
ZACイチの漫画好きな僕は
休みの日はクーラーの効いた部屋でアイスを食べ涼みながら漫画に勤しんでいます。(笑)
本日は、最近読んでいる「ラストイニング」という高校野球の監督が古豪のチームを率いて甲子園を目指すという漫画で、僕自身が仕事で気づかされた事とリンクするものがあったので、その内容をシェアしたいと思います!
皆さんは、何かを始めるときに”これが成功したら嬉しいだろうな”と、理想が叶った最高の状態は描いても、うまく行かなかったときの最悪の状態は考えずにしてしまった事はありませんか?
漫画では、試合で負けて自分がどうあればいいか悩んでいる捕手に
監督が「投手はプラス思考に考えるから捕手は徹底的にマイナス思考であれ!プラスとマイナスが揃ってるから“バッテリー”ってんだよ。」と捕手に話すシーンがありました。
そのシーンを読みながら、僕もFee’zに入った当初院長に同じような事を言われた事があったなとリンクさせていました。
当時、新規のお客様を増やす為に色々な案をスタッフみんなで考え、1つ“これなら新規のお客様が増える!”というキャンペーンを考え出しました。
しかし、実際にやってみると月の中旬ごろまでキャンペーンをきっかけに来店する方が全然いませんでした。
にも関わらず“何とかなるだろう!”と安直に考えてしまい、月末になってから“どうしよう!こうすればいいか?”と焦りからくる場当たり的な対処をした為、変更点をスタッフに共有し忘れて来店されたお客様に迷惑をかけるなど、普段はやらないようなミスもしてしまいました。
結果は「月30人の新規のお客様来店」を目標にしていたのですが、新規5人という、散々なものでした(;^ω^)
そこから、失敗を踏まえてスタッフみんなで試行錯誤し、また新しい案を考えて院長に持っていくと
院長に「これ最悪の状態は考えた?」と言われました。
失敗も踏まえて、みんなで知恵を振り絞り、出したものだったので“いいね!”と賛同してくれるものだと思い込んでいたので、思わぬ返答に動揺してしまいました。
その雰囲気を感じ取ったのか、院長は続けて
「経営するにあたって、経営者は理想だけでなく最悪の状態も想定していなきゃいけない。最悪を想定する事で最悪の状態になっても対処できるようになる。」と教えてくれました。
その言葉を聞いた時、最良・最悪の両方を想定していれば不測の事態が起きてもミスも起きず、目標を達成できたかもしれなかった・・・と後悔しました。
数か月後、新たなキャンペーンを実行に移したら30人来店目標15日の段階で2人という同じようなケースに見舞われました。
でも、その時は、院長に教えてもらった“最悪を想定する“をしっかりやっており
前もって「15日までにキャンペーンでのお客様来店が目標の50%いかなかったら...」など修正ポイントを作り、上手く行かなかった場合の新しい代替え案なども考えていたので、月の後半に“どうしよう!”と焦る事なく、ダメだった部分を冷静に分析して、目標人数を大きく超える50人の方々に来店していただきました。
キャンペーンは今でもサロンで定期的に行われ、実施月は“売り上げが伸びる”という成果につながっています。
院長の言葉と漫画を通して、どうしても理想の状態だけを思い描いてしまいがちですが、もう一方の側面である“マイナスな面”を考えられる事が、より理想の状態へ近づく重要なピースの1つなのだと感じました。
みなさんも、“これならいける!”と思った時、一度見方を変えて“最悪な状態”を想像してみて下さい。
すると、今まで上手くいかなかった事が上手くいくかもしれません (^^)/
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太