こんにちは!
 コンサルティング事業部 定道勇斗です。
 本日は私がブログをジャックします。
お客様からもっと信用されたい、好かれたいと思うことはありませんでしょうか?
 私もクライアントの方とお話をしていて、より強固な信頼関係を築くためにはどうすればいいのだろうかと悩むことがあります。
今回は、そんな私の悩みを解決するヒントになった、
 テレビ番組「激レアさんを連れてきた。」に出演していた
 喫茶店の店主から得た気づきを共有したいと思います。
その方は、 古田恵一さんという岐阜県にある「カフェ待夢(タイム)」という喫茶店を経営されている方でした。 
 愛知県・岐阜県には、 400円くらいのコーヒー1杯の値段で、トーストやサラダなどのちょっとした食事が食べられるモーニングサービスという文化があるのですが、
 他のお店ではそのモーニングサービスのメニューは5種類くらいなところ、古田さんのお店には130種類もあり、しかもそれを厨房でたった一人で提供していました!
 平日は300人、土日は500人ものお客さんがいらっしゃるそうです…!
なぜこんなに大変なことを?と思いながら見ていると、その130種類のメニューのほとんどが、そのお店の常連さんからの要望でできたということが紹介されていました。
 「トーストじゃなくてご飯がいい」「朝からうどんが食べたい」「カレーも出してほしい」など、お客さんは様々なリクエストをするのですが、
 複数のお店で調理師をしていた経験がある古田さんは、材料などを工夫して提供し続けた結果、ここまでのメニューの数になったそうです。
古田さんがここまでお客さんからの要求に答え続けたのは、理由があります。

それは、お客さんに喜んでもらうことが一番だと思っているから。
この言葉を聞いて、私のような常人には持てない信念をお持ちで到底かなわない存在だと思ってしまいました。
ただ、古田さんもお店を開いて、最初からこのように考えることができるようになったわけではないそうです。
 古田さんがこの喫茶店を始めた当初は、モーニングサービスのメニューは2種類しかありませんでした。
 たまたま立ち寄ったお客さんに、「この品数だとお客さん来ないよ」と言われたそうですが、
 その時の古田さんは、心配性なお客さんだなと気にも留めなかったそうです。
しかし、それは現実となり、1日に3人しか来ない日などもありました。
このままだとお店が立ち行かないと思い、そこからお客さんのアドバイスを真摯に受け止めて、9種類に増やしたところ、
 常連さんが徐々に増え、なんとか営業できるまでになったそうです。
この経験から古田さんは、自分のやりたいようにやるのではなく、
 お客さんに喜んでもらうことが一番だと考えるようになり、
 お客さんの要求にもできる限り答えようと取り組みました。
 その結果、メニューが130種類になった今でも作り続けているそうです。
この話を聞いて、以前社長が「四六時中クライアントとのことを考えてみよう」と言っていたのを思い出しました。
 まだビジネスマンとしての経験が浅かった私は、理想としてのあるべき姿を示していただいているのかと思っていたのですが、
 これは信頼を勝ち取る必要条件であり、スタンダードであるということに気づきました。
私も古田さんのように、クライアントに最大限喜んでいただけるように応え続けて、
 誰からも信頼されるコンサルタントになれるように精進していきます!
株式会社ZAC コンサルティング事業部
 コンサルタント
 定道 勇斗
 
 
 
  
  
  
  
  
 