台湾が誇る、天才IT大臣オードリー・タン氏のことを知らない方はいないでしょう。
コロナ問題でも大活躍でしたね!
日本にもこんな人材がいたら…なんて願わずにはいられない人材です。
そんな彼女の言葉や半生からは学ぶべきことが多く、私もいつも勉強させていただいています。
今日はそのうちの一部とそれを生み出す彼女の思考について、シェアさせていただければと思います。
まずはこのコメントから…
「何か不快なことがあった時、それに対抗したり、逃げるのは生物の本能です。
それが見るからに強大で、脅威を感じるものであれば、生物の主な反応は『戦うか、逃げるか』ですよね。
ですがその他にも、『その環境を自ら変えにいくことで、未来に同じことが発生しないようにする』という新しい方法があります」
これは彼女の言葉なのですが、幼い頃からとてつもなく優秀でトランスジェンダーという背景もあった彼女には
幼少期たくさんの人から傷つけられた経験があったと思います。
実際に小学校の頃にはひどいイジメにあったのだとか…
でも、彼女はそれをその子のせいにはしませんでした。
彼女のことをイジメるまでに追い込まれたイジメの加害者に影響を与えた環境や構造に問題があると気づいたということなのです。
(この時点ですごすぎるというか、とんでもない小学生であることは間違いありません!笑)
どうしたらそのような考えに至るのか、オードリー氏は生きていく過程で身につけた3つの思考があるとおっしゃっています。
批判的思考(なぜ自分がこう考えるのか、なぜ他人がそう考えるのかとその理由を考える。)
ケア的思考(討論の際に他人がどう感じるかに配慮する。)
創造的思考(もっと独創的な考えができるかどうかに踏み込み、自分らしいものを生み出す。)
ケア的思考(討論の際に他人がどう感じるかに配慮する。)
創造的思考(もっと独創的な考えができるかどうかに踏み込み、
確かにこの3つの思考に基づいて考えていくと、問題の本質に行き着くだけでなく、相手に敬意を払いながらも議論を進め、創造性を発揮することができそうですよね。
(天才だからこそ、この3つがすべて揃っていることが重要だったのかもしれません。ケア的思考がなかったら、この人はあまりにも自分とはかけ離れている、あるいはついていけない、怖いと思われて、ここまで多くの方を巻き込んだムーブメントを起こせなかったかもしれませんよね。)
先にご紹介した彼女のコメントも、このような思考に基づいて考えられたものなのだなぁと思うと、オードリー氏の域に達することは難しくても共に創造性を発揮する仲間の一人にはなれそうな気がして勇気づけられます。
真の天才はやはり凡人の世界を広げてくれる人なのですね(^o^)!!
彼女の言葉が日本人を含めた多くの方に届きやすいのは、この3つの思考をしっかりと基本に忠実に遂行なさっているからなのだろうなぁという思いに浸りつつ(笑)、私もこの3つの思考を磨いていきたいなと思わせて頂きました!
また定期的に勉強させていただきます\(^o^)/
人事コンサルタント
金森秀晃