こんにちは。
サロン事業部の麻生です。
今日は僕が院長ブログをジャックします!
2020年も終わり、新しい年を迎えましたね。
皆さんは、年末年始どのように過ごされましたか?
僕は漫画を一気に読むチャンスと思い、ずっと引きこもって漫画を読んでいました。(笑)そんな僕が読んだ漫画は「DAYS」という高校サッカー漫画です。
漫画を見ていて自分も仕事でそんなことがあったな…!としみじみ実感したシーンが漫画であったので、本日はシェアしたいと思います!
皆さんは、伝えているのに部下が自分の思った通りに動いてくれなくてモヤモヤした経験ありませんか?
僕は初めて部下を持った時にすごく思った事がありました。笑
漫画では、高校でサッカーを始めたばっかりの主人公が上手くなっていく様子を『積み木』に例えて、“努力したり”“積み重ねたり”を崩れても、繰り返して直して、『積み木』を高く積み上げている。それが主人公の『土台』となり、支えている。と主人公に戦術を教えていたマネージャーが主人公の成長を嬉しそうに話しているシーンがありました。
そのシーンを観ていて、僕も仕事で同じような経験をした事あったなぁと自分とリンクさせていました。
その経験は、僕がセラピストとしてデビューして初めて自分に部下が出来た時期の事でした。
部下に色々と丁寧に教えていたつもりだったのですが、その月の部下の売上があまり芳しくなく、最初は「新人だし。しょうがない」と思っていたのですが、翌月も目標としていたところ伸びず、上司としてモヤモヤしていました。
そして、翌月初めのMTGで院長にそのモヤモヤを話すと、院長はこう教えてくれました。
「階段は作っている?」と。
その時、僕は“階段?”と言ってしまいました。
すると、院長は続けて
「部下を育てたい時、その部下のビジョンを設定すると思うけど、それをみんないきなり達成できるわけではない。1人1人能力もスピードも違うから、その人に合わせて階段(ステップ)を作ってあげないといけない」と話してくれました。
その時に、僕は自分の間違いに気づかされました。
僕は、自分基準で部下の目標を設定してしまっていて、“このくらいなら出来て当たり前”と思ってしまっていました。
なので、階段がなく、部下からしたら困難な目標設定になってやる気をなくさせていたのかもと思いました。
“自分が出来るなら出来るだろう”と、自分基準で考えるのではなく、相手の立場になって『階段』という形で考えてあげる事で、相手が出来なくても繰り返し向き合って、頑張ろう!と前向きな気持ちになると理解できました。
院長は、僕のモヤモヤに気づき、階段を作る事が“そのモヤモヤの解決方法なのだ”と気づかせてくれたのだと感じました。
それからは、まず1段階しかなかった階段(目標)を5段階設定して、1段目は越えられそうな売上を目標設定すると、翌月には達成できて、すごく喜んでいたり、2段目に新規を獲得させる為に、案を考えさせてみると、自分から確認に来たり、意見を出してきたりなど、行動変化が生まれていきました。
結果として、その案が功を奏して、高めに掲げた売上目標も達成できました。
その先の3段階目でも部下に行動させてみて躓いているようであれば、階段を増やして階段を上らせる事の繰り返しをするようにもしました。
すると、部下はその翌月・翌々月と売上が上がるようになり、自ら率先して業務に取り込む姿勢を作れるようになっていきました。
院長の言葉と漫画を通して、1人1人成長速度は違うから、そこにどう寄り添って、階段を
上らせるようにしてあげるかが、上司として大切な事なのだと感じました。
部下を育てる事が、自分1人では解決できない、より多くのお客様の悩みを解決できると信じて、これからも日々人材育成に精進していきたいと思います。
株式会社ZAC サロン事業部
セラピスト
麻生 啓太