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指導の効果が3倍になる方法!

指導の効果が3倍になる方法!

こんにちは!
コンサルティング事業部 定道勇斗です。
今日は私がブログをジャックします!


先日、訪問させていただいた施設の事務長様からこのようなご相談をいただきました。
「どんなに指導をしても、仕事を覚えてもらえなくって困ったスタッフが居るんですよ…」

確かに、指導しても中々覚えてもらえない部下の方っていますよね。
実は、恥ずかしながら私もその一人でした。(笑)
ZACに入ってすぐのころ、同じことで何度も指導を受けたことがありました。

メールの送信、資料の送付、在庫の管理など、社会人としてすごく基礎的なことではあったのですが、
中々覚えられず、何度も先輩に質問していました。
そのたびにOJTの方は優しい方だったので、私に丁寧に答えてくれていたのですが、
毎回、私は心のなかで本当に申し訳ないと思っていました。

そんな中で、OJTの方は私が仕事を覚えやすいために、ある工夫をしてくださいました。
それは、

 
 
もし自分が後輩を指導する立場だったらどのように説明するか
 
 
という設定を設けていただいたことです。

例えば、来年の自分が3人の部下を持っていたと仮定して、その時にどのように伝えてどのように行動してもらうかを
想像しながら、一つ一つの仕事に取り組むということです。

最初、言われたときは「なぜ部下である自分が、いない部下のことを仮定するのだろう?」と疑問に思いました。

そのため、言葉としては理解しても、実際にいない部下を想像しながら仕事を進めることは
すぐにはできませんでした(笑)
正直、「効果があるのかなあ?」と思っていたのですが…。
(先輩、本当に申し訳有りません!)
 
若干もやっとしつつ仕事をしていたときに、霧が晴れたように意味がわかったことがありました。
それは、なんてことのないFAX業務のときだったのですが、「あれ、このときどうやってやるんだっけな…」と
教わった手順を忘れたことに気づいたときでした。
 
メモを見返してなんとか業務を終えることが出来たのですが、このときに
「あとで見返すことを前提にメモをしていない…!」と感じました。
 
その時教わりながら、なんとなく理解した気になっている自分のメモは
いざ見返したときに大事なプロセスが抜けていたり、曖昧だったりして「不親切な」メモになっていたのです。
 
「知らない部下」に教える前提でいれば、
大事なプロセスや曖昧な表現にはならないはずです。
「部下を仮定する」ことが自分の吸収率も高められるのだな…とようやく理解することができました。笑
 
それからは、忘れる前提でメモをとるようになり、以前は2回に1回はミスをしていたのですが、その後はほとんどミスをすることはなくなりました!

入社してすぐに社長から「アウトプットありきでインプットをする」という言葉をかけていただいたことがあるのですが、それまでは逆ではないかと思っていました。

しかし、何度教わっても忘れてしまうという失敗を通じて、金森社長の言葉が仕事において欠かせないことだから、

入社してすぐ声をかけてくださったんだな…としみじみと実感できました。
社長や先輩に比べるとまだまだではありますが、少しずつ成長していきたいと思います。

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※終了しました

株式会社ZAC コンサルティング事業部
コンサルタント
定道 勇斗

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