仕事やプライベートなど生きている限り”イライラする”というのは
 回避したくてもできないものかもしれません。
 なぜイライラしてしまうのか・・・
 多くの場合、自分が期待していたことと比べ、
 実際に得られた結果に乖離が生じるからです。
このような時、まぁ仕方ないとスッパリ諦めるというのもひとつの方法ですが、
 今日は自分に”ひと手間”をかけてイライラせず、楽になる方法をお伝えしたいと思います。
それは、自分自身に問いかけを3回することです。
 1回目:私は何を期待していたの?
 2回目:それは現実的なの?
 3回目:新しい期待値をどこにする?

例えば、あなたは部下の話が長く、イライラしている上司だとします。
 部下に対し、「時間がないので1分で結論とポイントだけを説明してほしい」と伝えましたが、実際には10分もかかりました。
 このような時に、先ほどの問いかけをやってみると・・・
・私は何を期待していたの?
 ⇒部下が1分で結論とポイントを話してくれること
・それは現実的なの?
 ⇒現実的には可能。ただ、要点を抑えた話の伝え方を教えていなかった。
・新しい期待値をどこにする?
 ⇒まず、1分で報告してほしい内容と話す手順を伝えよう。
 細かい情報は先にメールで送っておいてもらい、目を通してから報告を受けるようにしよう。
という感じです。
 とはいえ「イライラしてる時に3回もやってられるかーーー!!」
 という時もあるかもしれません 笑
 そんなときはせめて、1回目の問いかけだけでも自分にやってみると、
 クールダウンしていつもどおりのパフォーマンスを取り戻しやすくなります。

イライラの原因(期待していたこと)の把握と
 期待することを修正してみる。
 文字にすれば至ってシンプルですよね^^
大人になるにつれて、諦めることが上手くなりますが、
 諦める以外の選択肢も持っておくと
 できないのではなく、その段階ではなかったと捉えられ、
 物事への取り組み方の息が長く、楽にできるように思います。
人事コンサルタント
 金森 秀晃
 